相手は分からんけど戦う時

休職日記(休職の心得)
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20XX年〇月△日(休職から417日目)
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今日の気分:7/10
焦燥感:好調
疲労感:普通
抑うつ感:普通
自責感:好調
イライラ感:普通

今日の充実度(重要度):5/10
今日は親族で集まった。
兄弟の新しい住居を見学するため。
立派な建物に驚く。
養育費に住宅ローンと大変だろうと思うけど、
きっと誰もが憧れる生き方だろう。
子供の頃に憧れる物事を兄弟は手に入れていた。

しかし住居に着くのも束の間、
姪が遊び場で、新しく出来たお友達と重大な事故を起こしかけ、
内心見学どころではなくなる。
誰も死ななくて本当に良かった。
兄弟はわが子にもお友達にも大激怒。
お友達のご両親が居ないので兄弟が報告しに行く。
その間、子供たちのケアとフォローを担当。
我ながら激しく動揺してるの自覚しながらも、
感情的にならず自分の役割を全うできたことを褒めたい。
きっと休職して、デイケアやカウンセリングで学んできた成果だと思う。

そして帰り道、ある音楽を久しぶりに聞いた。
それを聞いて、「よし!戦うぞ!」と思えた。
具体的な相手が居るわけではない。
でも、ダウンして、再起を図ってやるっていう闘魂が燃えてきた。
「もう一度頑張りたい!」って思えた時に、是非オススメしたい。

Easy Go


Wake Up

「頑張りたい!」って思えた時に、是非オススメしたい曲は、
エレファントカシマシさんの『Easy Go』だ。
ドラマ『宮本から君へ』の主題歌である。

激しいロック調の曲で、「戦うぞ!」っていう熱く燃えるココロを後押ししてくれる。
最初の歌詞も良い。

そうさ俺にはやることがある
最高の未来この胸に抱きしめる
行け男よグッドデイゆくぜ
ルーティンで電車の中繰り返す呪文のように

引用:エレファントカシマシ『Easy Go』歌詞

もうすぐ復職ってこのタイミング。
具体的な目標は見えてこない。
何の使命を全うすればいいのか分からない。
でもなにかやらなきゃいけない気がする。
そんな不安定な気持ちの時に、
「俺にはやることがある」
「最高の未来この胸に抱きしめる」
という言葉が、分からなくても前に踏み出していいと、不安なココロに背中を押してくれる。

剛者(つわもの)どもの夢のあと
21世紀のこの荒野に
愛と喜びの花を咲かせましょう
神様俺は今人生のどのあたり

引用:エレファントカシマシ『Easy Go』歌詞

そうLet’s go
Easy Easy 
転んだらそのままで胸を張れ
涙に滲んだ過去と未来
Oh baby俺は今日もメシ喰って出かけるぜ

引用:エレファントカシマシ『Easy Go』歌詞

この歌詞で、自分ではコントロール出来ない他者からの理不尽や、
傷跡が残ったままのトラウマ、
将来の不安があっても、
「なんとかなるさ」
「僕が幸せに変えてやるぜ」
「失敗したことこそ誇り」
って勇気をくれる。

Do you remember?


宮本、独歩。

次に「もう一度頑張りたい!」って思えた時に、是非オススメしたい曲は、
宮本浩次さんの『Do you remember?』だ。
ドラマの続編である映画『宮本から君へ』の主題歌である。

この激しいロック調の曲だが、「もういちど!」っていう再起を誓う感じがして、
復職を意識し始めた今だからこそ不安定なココロを後押ししてくれる。

ご覧
ガードレールに蹲る1人の男あり
逆光のシルエット
悲しそう涙さえ浮かべてるのに

引用:宮本浩次『Do you remember』歌詞

吹き曝しの血の風を浴びて
俺の夢だけが消えてゆく
抉られし心のその果てにゃ
豊かな何かが溢れてるのに
うわぁぁぁぁぁ

引用:宮本浩次『Do you remember』歌詞

最初の方の歌詞だが、休職前、社員のためお客様のため会社のために死に物狂いで働き、
責任転嫁や罵倒,過剰業務で傷付き、
その結果ダウンして何もかも失った。
何か追い求めたいのに、追い求められない。
その歯がゆさを凄くくみ取ってくれたような内容だった。

俺は君を愛してるの?
それとも愛に憧れているの?
もはやどうでもいいや
俺の全てでこの世を愛してゆこう

引用:宮本浩次『Do you remember』歌詞

独身男性には深く心に刺さるのではないだろうか?
自分の真心すべてを以って、自分の目で見える全てを愛していこうって覚悟を感じる。

流れ流れて体ひとつ
ただの男が立ち上がる
ありのまま目に映るこの世には
豊かな全てが広がってるのさ
でえぇぇぇい!

引用:宮本浩次『Do you remember』歌詞

何もかも失ったと思ってしまう。
もちろんデイケアでの出会いなど得難い宝物を見つけることができた。
でも会社でのキャリアを失い、パートナーもいない。
『ただの男』だ。
そのただの男が立ち上がるって歌詞に、
何もかも失っても、どんなに取返しのつかないミスを犯しても、
立ち上がる権利は誰にだってあるって希望が感じられる。

回復したから響いてきた


Wake Up

休職前はこれらの曲を敢えて聞かないようにしていた。
聞いても辛かったから。
「これ以上なにを頑張ればいいの?」
僕の中では限界を超えて死力を尽くしていたから、
「頑張れ!」とか「もう一度戦える!」って曲は残酷でしかなかった。

休職後も聞いてて辛いだけだったので、耳に入れないようにしていた。
でも、ここ最近間違って曲を再生してしまった時に、ココロが燃える自分がいた。
拳を握りしめて、「よし!やってやる!」って不屈の闘志が湧き出る感覚があった。

きっと、「もう一度!」と思えるくらいまで、ココロもカラダも回復してきたから、
これらの曲が胸に響いてきたのだろう。

休職したら、まずはゆっくり休むこと。
ココロもカラダも労わって、何もせず静養すること。
そして、ゆっくり休んで、復職や社会復帰が見えてきて、
将来に不安を感じ始めた時に、
これらの曲を聞くタイミングなのかもしれない。
そんな時に是非一度試しに聞いてみてほしい。


宮本、独歩。
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