適応障害と抑うつ状態の学び

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から275日目)

リワークデイケアに通い始めて約2週間。
いろいろと学びがある。

僕の診断名は「オーバーワークによる適応障害」。
なんとなくうつ病の一歩手前って認識はあった。
しかし、そもそも適応障害って何なのか、あまり深く考えたこと無かった。

今回は適応障害、抑うつ状態について学ぶ機会があった。
ちゃんと自分の精神症状・精神状態に『病名』という名前を知ることって重要だと思う。
そうじゃないと漠然と不安になり、どんどん悪くなっていくから。
名前と、その内容を知るだけで、自己理解に繋がり安心感につながる。
それを知ることができた。

適応障害はうつ病の手前?

僕は今まで適応障害とは、うつ病の一歩手前だと思っていた。
しかしこれは一部合っているが、正確ではない。
適応障害とは、精神病の診断基準に満たすほどではない精神疾患と今は捉えている。

精神疾患って、僕はうつ病が大元で、そこから細分化される印象だった。
しかし精神疾患っていろいろある。
例えば下記だ。

  • うつ病:長期間の憂うつ及び無気力
  • PTSD:強烈なショック体験から、時間がたっても強い恐怖を感じる
  • 不安障害:突然動悸や、窒息感、手足の震えといった発作を起こし、生活に支障が出ている
  • 双極性障害:ハイテンションで活動的な躁状態と、うつ状態をくりかえす

これはあくまで一例。
そういった精神疾患には診断基準があるらしいが、
その基準を満たしておらず重篤ではないが、多彩な症状が出ている。
その時は「適応障害」と診断されるらしい。


また、適応障害の場合は、はっきりとしたストレス因子があり、
そのストレス因子から離れると劇的に症状が緩和されるのも特徴。
僕の場合、休職して仕事から離れたら、不眠症などは改善された。

適応障害の始まり?

適応障害は何もメンタルが弱い人だけの病気じゃないらしい。
逆に鋼のメンタルでも発症する。
鋼のメンタルだからこそ無理をしてしまい、我慢の結果として発症するケースが多いようだ。

いずれにしても、ストレス過多でココロも脳も容量オーバーになっている時が適応障害の始まり。
それにより疲労困憊になり休息が取れなくなり、更なる容量オーバーという負のスパイラルにハマり込んでしまうのだ。

ここで気を付けてほしいのが、
容量オーバーを察知したら、情報受信を少しでも減らす努力が必要だ。

ただでさえ脳もココロも限界を迎えているのだから、
気分転換のために他の情報を取り入れようとしたら余計に疲弊してしまう。
これを聞いて、実際僕も休職直前は、自分へのご褒美タイムとして、
ネット動画やネット記事、読書で夜更かししてしまっていた。

疲労を感じたら、脳を休めることを最優先にする!
五感が喜ぶケアをしてあげる。
サウナはそう考えるとやっぱり良いらしい。
これを心掛けていきたいと思う。

抑うつ状態のとき何してる?

次のプログラムでは下記質問があった。

活動記録表を見て、うつ状態の時に何をしているか箇条書きで書いてみてください。

これを受けて僕は書いてみた。

うつ状態でやっていること
  • 夜更かし(スマホ・パソコン操作)
  • 個室トイレに引きこもる
  • カフェなどで独りになる
  • 下を向く
  • 何も考えられずその場でうずくまる
  • etc…

次にまた職員から質問された。

その中で、変えた方が良いと思う行動を選んで、
違う行動に置き換えてみましょう。

すると、より一層詳しく書き換えることができた。

夜、何もせずボォーっと過ごしてから、
仕事やノルマに着手し始め、
24時過ぎにネット動画をぼんやり眺め、
満足してから寝る準備を始める。




夜、何もせずボォーっと過ごしてから、
まず寝る準備を始め、
いつでも寝れる態勢を整えてから
仕事やネット動画に着手する。

これで夜更かしを改善できるかもしれない。
まずは食事や入浴、歯磨きなど身支度を済ませてから他のことをやる。
これを試してみよう。
行動を変えて、気分を改善する。
やってみる価値はありそうだ。

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