20XX年〇月△日(休職から445日目)
今日の気分:3/10
焦燥感:不調
疲労感:不調
抑うつ感:不調
自責感:不調
イライラ感:普通
今日の充実度(重要度):5/10
今日はオフ日。ゆっくり休むと決めている。
ほんと、休む日を作るっていうのは重要だと思う。
実はなかなかオフ日を作るって難しい。
出来ていない人って結構いるんじゃないだろうか?
休むなんて誰でも出来るでしょって思うかもしれない。
でもそういいながら、多くの人は休みの日に予定を入れ、何かしら活動をし、
本当の意味で休めていないんじゃないだろうか?
僕はこれを『心身の定休日』と言いたい。
飲食店の定休日に行ったら、電気が消えて真っ暗で、ドアは閉まり切っていて、
問答無用で帰るしかないでしょ?
店主が気まぐれに店に居て、
今日は料理がしたい気分だったから、
定休日の札はしてあるけど、
キミは特別に食べさせてあげる。
みたいなことは無いはずだ。
こうやって書くとアホらしい例えだと思うかもしれないが、
多くの人がこれと同じことをやっていると僕は今思っている。
サービス残業,知人との交遊の予定などなど。
本当は自由に過ごしたいのに、予定を入れてしまっていてやらざるを得ない。。。
『心身の定休日』。
こんな静養日を設けることをオススメしたい。
昨日の失敗談

ブログを更新したあと。
昨日今日と実家に帰る予定だった。
両親にもそう約束していて、夕食の時刻までには訪問する約束だった。
しかし、ブログの更新に時間がかかり、
家事など他の『今日中にやらなければいけないこと』が終わっておらず時間が押している。
だからより一層テキパキと効率的にスピーディーに動かなければいけないはずなのに。。。
カラダが全く動かなくなってしまった。
これは身に覚えがある。
重めの抑うつ症状。
カラダは健康的なはずなのに、ココロが限界を迎えてしまって、何も動けない状態。
・・・なんで、ボクこんなに頑張ってるんだっけ?
ここ最近、通勤練習をやり、デイケアに通い、会社の終業時間まで何かしら作業して。
新しいリハビリ、新しい試みをやって、実は心身ともに疲れ切っていたんだ。
そもそも、ここ最近の僕は幸せだった。
少し遅めの朝起床し、デイケアでみんなと楽しく仲良くコミュニケーションを取り、
終わったらカフェで過ごしたり、ご飯食べたり、サウナ言ったり好きに過ごして。
・・・なんでわざわざそんな幸せを自ら手放そうとしているの?
ココロが叫んでいるのが分かった。
暫く身動き一つ取れなかった。
少し休んで、ふとカラダが動くようになった頃には、完全に遅刻時間。
仕方なくタクシーで行った。
高額の支払いをすることになり、家計に大きなダメージを負うハメになってしまった。
定休日は何もしない

昨日はそんな反省があった。
今日は実家で何もしないと決めた。
昼食で呼ばれるまで寝続け、ご飯食べてもボォーっと過ごす。
両親にコーヒーとスイーツを用意してもらったら食べ、
またボォーっと過ごす。
こんなに恵まれた時間を過ごせたのは、両親の協力のおかげだ。
両親に協力を仰げたのは、昨日正直に打ち明け。相談したからだ。
ごめん、何かダメ。
カラダが動かない。
ベッドから起き上がれない。
約束の時間に遅れます。
ダメな息子でごめんなさい。
こうやってLINEを送った。
実家に着いたら、きっと叱られるんだろうなぁ。
そう思って憂鬱な気持ちだったのだが、
叱られるどころか両親はいつも以上に優しく迎え入れてくれ、
ブラックジョークは全く無く、事細かにお伺いを立ててくれ、
僕の希望を聞いてくれた。
そのおかげで、今日はホントの定休日を過ごせた。
正直に気持ちを打ちあける。
もちろん相手を傷付けない,否定しないっていう配慮することは前提。
それを踏まえたうえで、正直に打ち明け話し合う。
そうやってコミュニケーションをちゃんと取れば、多くの人は分かってくれると信じたい。
復職する理由

定休日の間、ココロとカラダを回復させながら、僕は考えた。
なぜ復職するのだろう?
今充分幸せを感じているのに。
なぜ?
これを考えると、以前面談で人事部長に言われたことを思い出す。
じゃあその生活(休職中の生活)が永遠に続くの?
10年20年ってできる?
このままってわけにはいかないんじゃない?
この言葉がアタマの中を巡回する。
そうだ。
どうしても金銭面でいつか底を尽く。
そしたらこの幸せは終わってしまう。
僕の価値観である「ゆとりある生活」のためにも、働かなければならない。
働いて稼ぐからこそ、デイケアでの幸せを持続できるかもしれない。
じゃあ転職や起業などでいいのではないか?
なぜツライ思いをした場所に復職するのか?
それを考えると、休職中の皆さんからいただく言葉を思い出す。
「サトウサンって凄いですね!」
「サトウサンを見習いたい!」
そういう賛辞を頂くことが多々あった。
非常にありがたい。
そう言って頂ける理由の1つは、今の会社で鍛えられて成長できたからだと思う。
だから、今の会社でもう一度、人として成長したい。
そして、休職前後、心配してくれた人たちがいるのもたしかだ。
温かな言葉を送ってくれた社内の人たちやお客様。
その人たちとこれっきりで終わってしまうのは、
ボクとして心残りが残ってしまう。
そう、後悔が残ってしまう。
それならば、「よし!やり切った!もう後悔無い!」って言えるまで、
もう一度チャレンジしてみたい。
もう一度、自分を試してみたい。
ダメになったら、その時辞めればいいんだ。
休職しても、実質無職状態になっても、なんとか生きていけるって学んだ。
だから、後悔しないようにやりたいことをやり切ってみよう。
そして、願わくば、僕のような人が二度と出ないような職場と会社を作っていきたい。
ここから築き直していきたい。
そのきっかけになりたい。
デイケアや心療内科にいるような、心優しく器が大きく魅力的な人々が、
生きやすい社会づくりに貢献したい。
そのためにも、もう一度頑張ってみたい。
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