20XX年〇月△日（休職から363日目）
気分：４
楽しさ：4
重要度：8
昨日のことを引きずっている。
気を抜くと反すうに引きずり込まれてしまう。
体質について揶揄されたこと。
信頼していたデイケア職員さんから、悩んでいるコンプレックスについて、
厳しいコメントを言われたこと。
リワークデイケアに通い始めて3～4ヶ月。
ここまでメンタルダウンしたのは初めて。
どうやって「いつも」の自分に戻ればいいか、手探りでもがいている。
理想的な「穏やかな状態」に、どうやったら戻れる、なれるだろう。
反すうしてしまうってことは、アタマのなかでグルグル考え込んでしまっているということ。
つまり自分の中だけでゴチャゴチャにしているということ。
だから、外に出そう。
外に向けてアクションしてみよう。
そういう試行錯誤が大事だと思う。
人に話す
朝起きても抑うつ感。
昨日のことを引きずって、反すうする。
このまま反すうしていると動けないので、
何も考えず無心で身支度し、
無心でデイケアに行く。
このままではダメだ。
いつもの自分。
穏やかな状態に戻りたい。
そのために、とにかく色々試してみよう。
まずは朝のミーティングで話してみよう。
幸い、今日は職員さんとメンバー一人しかいない。
実名は避けながら、思い切って話してみた。
職員さんは気まずい微妙な表情。
「やってしまった」と思ってしまう。
でも、少しだけ霧が晴れた感じもある。
気にし過ぎだけど、それが良いところでもあり、ツラいところでもありますよね。
そう言って頂き、少し自己理解に繋がった。
そしてメンバーの一人からはミーティング後、
一緒に怒ってくれた。
サトウサン悪くないよ。
そりゃ怒って当然ですよ。
ワタシもアタマにきました。
分かってくれると思うと安心する。
自分だけじゃないんだって安心する。
それでまた少し穏やかに近付ける。
黙って聞く
グループディスカッションのプログラム。
いつもなら積極的に話す。
最初に話し始めると、みんな安心できると思うから。
みんなの役に立ちたいから。
でも、今日は抑うつ感で上手く話せない。
焦ってしまう。
途中から切り替えた。
「相手の話を聞くのに集中しよう。」
それだけ出来ればいいやって自分を許すことにした。
目標と評価基準を下げることにした。
すると、こんな意見が出てきた。
心地よいって基準でいいんじゃない？
ワタシは心地よいって思ったら目標をやり続けるし、
心地よいって思わなかったら、
自由にやめたり、ハードルさげたりしています。
そんな気軽な感じで良いんだ。
そんなに自由気ままで良いんだ。
そう思うと、急にフッとチカラが抜ける感じがして、気が楽になれた。
日記や活動記録を読み返す
少しずつ穏やかに近づいていく。
でも、まだまだ遠い。
自分の中ではしっくりこなくて、抑うつ感はまだまだ強い。
デイケア終了後、帰宅してから、今度は日記や活動記録を読み返した。
そうすると、自分のこれまでの足跡を思い出してくる。
そうだよ、これまでだって地道に少しずつ前に進んで歩いてきたじゃないか。
それを思い出し、今ここまで生きてこれた自分に肯定感と効力感が漲ってくる。
そして、活動記録には、昨日厳しい指摘をされた職員さんのコメントが残っていた。
それを読み返すと、凄く心を砕いてメッセージを送って下さっていることに気付く。
それだけで充分じゃないか。
そして思い出す。
僕が大切にしてきた価値観は「感謝すること」。
一時の感情に振り回されて、今まで心を砕いて下さったまで忘れてしまうのは、
僕の価値観から外れてしまう。
それはより一層後悔し続けることになる。
もういいじゃないか。
充分恵まれているじゃないか。
そう思えたら、穏やかさがしっくりくるようになった。
もしかしたら、抑うつ感の原因となった職員さんやメンバーさんのこと。
相手がどのようなことを思ったり、意図しているか理解しようとしたことが、
納得感につながったのかもしれない。
もしかしたら、話したり聞いたり、人とのコミュニケーションで、
自分が感じたことや思ったことを整理でき、
納得感を得られたのかもしれない。
コメント