主治医同意

休職日記(休職の心得)
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20XX年〇月△日(休職から346日目)

今日は心療内科への診察日だった。
いつもと同じで「そのまま現状維持で」と言われ、来月行く流れだろうなと思っていた。
しかし、今日は少し違った。
珍しく主治医が感情露わに僕の意見を全肯定してくれた。

僕の意見というのは進路についてだ。
思えば、進路についてはデイケアの職員さんも前向きな回答をしてくれたと思う。
何が良かったのだろう。
振り返っていきたい。

最近思うことと漠然とした夢

主治医に近況報告をした。
久しぶりに会社の先輩に会ったこと。
そして状況は変わっていないこと。
新たにきた営業課長に問題があり部下のひとりが訴えたが、
営業部長は「キミを異動させるから今は耐えろ」と言って、
新しい課長には何も動かない。
そういう部下にすべての重責を押し付け、何も改善しようとしない無責任体質。

そしてデイケアに通い始めてからの心境変化を伝えた。
最初は怖かったが、実際デイケア行ってみるとスゴク魅力的な人ばかりであること。
魅力的とは、思いやりがあり人格者が多いこと。
会社や取引先の人々、特に出世した上役よりも、
人間味としてはデイケアの人々の方が圧倒的に素敵であること。
僕にはどちらが健常者で、どちらが精神障害なのか分からないこと。
そんな素敵な人々が、会社でチカラを持った悪しき人々に虐げられている現実。
それは本当にあるべき姿なのだろうかと思い始めたことを伝えた。

精神疾患で苦しんでいる人が生きやすい環境をつくる。
それはデイケアとか心療内科のような特別な場所でなく、
会社のような一般的な場所で作っていく。
それが今の僕のやりたいことかもしれません。
そのためには、営業でなく、内勤部署の方が良いかなって思い始めました。

そしたら主治医が、まるで椅子から飛び跳ねるように感情を発露した。

凄くイイですね!
必要ならいくらでも診断書に書きますから、
遠慮なく言ってください!

診断自体は継続診察で終わったが、同意してくれたのは嬉しかった。
そしてこんなことも言っていた。

サトウサンの言う通り、ココに来る人はピュアな人が多いんです。
一方、普通に働いている人が健康かというとそうじゃなくて、
ココロが鉄のようにカチカチに固まってて本当は病んでいる人が多いんです。

しっくりくる感じで浮かび上がる

デイケアでも職員さんから前向きな反応を得られた。
デイケアのなかで過ごす中で、各プログラム受講して、記録をつけることで、
なんとなくこの先目指したいことが見えてきた。

あとは、面白いと我ながら思ったのは、
やりたいことも漠然と浮かんできたが、
それ以上に、復職して’’やりたくないこと’’が、
しっくりくる感じで浮かんできたことだ。
それを職員さんに伝えたら、イイネって感じだった。

復職後の指針のようなものが、’’じわりと浮かんできている’’というのは、
サトウサンにとって自然な動きのように感じられて、とても良いと思います。

「~しなければいけない」っていう義務感ではなく、
自然に発露されたっていうのがポイントなんだろう。
自分のなかで自然と「~したい」・「~したくない」・「~いいかも」って思えることを、
今後の目指したいこととして大切にしたい。

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