20XX年〇月△日(休職から244日目)
主治医から僕のリワークデイケア方針についてOKが出た!
さっそく目的のリワークデイケア施設に電話する。
しかし、ただいまリワークプログラム対応中で電話対応不可ということだった。
折り返し電話するという。
11・13・14時過ぎには電話するはずだという。
・・・現在14時27分。
全く鳴らない電話。
この件が片付かないと次に進めない。
だから電話に気付けないと困るし、連絡つかずでも困るので待機し続ける。
おかげで何もできない。
何も手につかない。
精神疾患で申し込むリワークプログラムなのに、
すでに精神的負荷が大きく悪化しそうだ。
何もできない理由
主治医から言われた。
「そろそろリワークデイケアを検討し始めてもいいかもしれませんね」
つまり、リワークデイケアでリハビリしてから復職ってことでしょ?
別に今さら急いで戻らなきゃとは思わないが、
リワークデイケアを受講しないと次に進めないのはたしかだ。
一方、今回検討しているリワークデイケア施設の担当者に言われた。
1ヶ月あたりの受け入れ人数は3名までなんです。
先着順なので、間に合わなければ次月になります。
ちなみに次月とは2ヶ月後。
このプログラムは4ヶ月間だから、今回間に合わなければ半年間もかかることになる。
担当者曰く、今週中に問い合わせれば間に合うだろうということ。
だから、今電話して申し込まないと、予定が1か月以上遅れることになる。
だからこの件が終わらないと気が気でなく、何も手につかない。
先の予定も決められない。
今後の予定としては、電話で問い合わせた後、インテーク面接と心理検査の日程を決める。
だから、まず面接と検査の日程を空けとかなければならない。
そのため、この電話が終わらないと、直近1~2週間の予定が入れられないのだ。
さらには、数か月前に受けた施設のように不合格の可能性もある。
だからその先の予定も下手に組むことができない。
おかげで外出や人と会う予定も全く組めず、何もない無駄な時間を過ごすことになりそうで、
すこし嫌な思いをしている。
まあ、「何もしない日を作りましょう」と主治医に昔言われたから、
軽躁病を治療するのには丁度いいのかもしれないが。
リワークデイケアの実情
そもそもどうしてリワークデイケアの担当者と電話が繋がらないのか。
その理由は人手不足だろう。
聞いたところ、リワークデイケア施設を3人で回しているらしい。
イメージでいえば、10人前後の生徒を3人の先生で1日中対応しているようなものだ。
それで外部からの電話応対もやっているのだから、そりゃ手が回らなくて当然だと思う。
むしろ、ちゃんと昼休憩や有休は取れているみたいだから、
その点はウチの会社と違って社員を大切にしており、
人のココロと向き合う職務として安心感がある。
問題があるのは国や県、市区町村の対応だ。
ただでさえ日本の景気停滞が続き、労働者は苦しい状況に陥っている。
だからうつ病や過労などの精神疾患が増えている。
それなのにリワークデイケア施設や心療内科の人員確保や労働環境の改善、現場監査による内情把握と是正処置を図らないとは何事だ。
国は高齢者になっても働き続けて貰えるように制度を変えて、
税収確保に躍起になっていると思う。
つまり、労働者を増やして税収を増やしたいはずなのに、
精神疾患者が社会復帰するための現場は人手不足という事態に陥っている。
やっていることが矛盾していないか?
精神疾患者の早期社会復帰の方が、国民の反発少なく、現役世代の税収増に確実に繋がるだろう?
一体何を考えているのか理解に苦しむ。
現場監査による内情把握と是正処置も行うべきだろう。
今までリワークデイケア施設を5か所見学したが、
そのうち3か所が事務的な対応だった。
まるで患者を人として見ずに効率的に医療費を稼ぐために運用しているようだ。
そういえば前にカウンセラーも言っていた気がする。
私の聞いてきた話では、
心療内科は患者の話をろくに聞かず、
とりあえずクスリを処方して、
医療費をふんだくることだけを考えているのが一般的らしいですよ?
サトウサンの主治医や産業医みたいにちゃんと話を聞く医者はレアみたいです。
これが心療内科の実態らしい。
精神疾患は明確化しづらい。
肉体のように手術してハッキリ完治したと判断しにくい。
そして精神疾患の患者数は年々増加傾向だろう。
だから、医者からすれば良いカモなのかもしれない。
そういう心療内科を是正し、ちゃんと患者のココロを見るハートフルな心療内科が評価され、
人員や環境が整備される仕組み作りが、
政治家のやるべき仕事ではないのか?
休職したからこそ、精神疾患の実情を知ることができたと思う。
それは学びになった。
あとは、1~2時間後くらいに電話するかな(汗)。
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