20XX年〇月△日(休職から240日目)
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本書のあとがきに書いてあった。
カウンセリングルームにも置かれているらしいと。
その理由は分かる。
僕も読んでてココロがラクになる感覚があった。
著者の大原扁理さんは東京都内で週休5日生活を実践された方。
その経験を踏まえて「今より少し楽に生きる」をテーマに、
ご自身流の考え方やノウハウなどを記されている。
これが凄く共感もあるし、何より本当に気持ちがラクになる。
なんか救われた気分になる。
本ブログをオススメしている『頑張り過ぎてしまう人』に、
是非オススメしたい一冊。
今回はその中でも僕が特にココロに響いた内容を少しだけご紹介させて頂きたい。
家族について

年収90万円でハッピーライフ (ちくま文庫)
家族関係で悩んでいる人もいると思う。
デイケアでも、知人でも、親子関係や夫婦関係で悩みを話されている人が多々いらっしゃった。
家族関係の悩みに対して、本書で凄く共感したパワーワードがある。
それがコチラ。
家族とは、いちばん近くにいる他人。
すべてはこの言葉から始まると思うんだよなぁ~。
そう思えれば、家族だからって愛さなきゃいけないって決まりもないことが分かる。
だって他人なんだから、愛せなくても仕方ない。
そう考えると、無条件で愛してくれる親や兄弟、子供たちっていうのは、
ある意味奇跡みたいな存在なんだと思う。
それだけで、感謝と尊敬の思いが生まれないだろうか?
そして「愛せない」と悩む方々も、それは当然なんだと思う。
だって他人なんだから。
そうやって悩んでいること自体が『愛』だと思うし、
悩んでいる自分を褒めてあげてほしい。
ただ、家族が「赤の他人」と違うのは物理的距離が近すぎることが多いこと。
だから精神的な距離を取らないと息が詰まっちゃう。
だから、思い通りにならなくて当然。
そして家族は他人なんだから、
むやみに相手のプライベートゾーンに踏み入れないように心掛けた方が良いと思う。
その方が逆にラクに思えるし、愛してくれる人を大切にしようと思える。
仕事について

年収90万円で東京ハッピーライフ
仕事でツライ思いをしている人もいると思う。
僕がそうだった。
本書を読んで、仕事に関して響いた言葉は下記だった。
苦労って2種類ある。
ひとつは、何か目的があって、その目的を達成するために必要な苦労。
もうひとつは、結果に関係なく、苦労することだけが目的の苦労。
何かはっきりとした目的や、得られるものがあるなら努力すればいいんです。
引用:年収90万円でハッピーライフ
でも実の無い苦労ならしない方がハッピー。
この言葉はズシっと響いた。
僕の場合、何が実のある苦労なのか分からなかった。
だから、当時の営業部長に圧力を受けて土下座をしたこともあったし、
研修で90分説教され続けたこともあった。
今にして思えば、それで得られたモノはトラウマくらいだ。
何が目的や得られるものがある苦労なのか分からなかった。
きっとこれからも分からず試行錯誤して生きていくのだろう。
でも、大事なことは「後世に伝えていく」ことなのかもしれない。
自分のしてきたことが何の結果にも結び付いていないとしたら嫌になる。
だから苦労すること自体に意味があると信じて、
無駄骨折ったことを美談みたいに語って、
後輩にそれをさせることを強要してしまう。
そうではなくて、後輩には余計な苦労をしなくても、死ぬほど残業とかしなくても、
生きてはいけることを伝えたい。
もっとストレスをうまくかわして生きていく方法があるなら、
それを伝えることの方にエネルギーを使いたい。
本当にそうだと思う。
それがある意味、仕事の目的なのかもしれない。
個人であることを思い出す

年収90万円でハッピーライフ (ちくま文庫)
本書で学んだことは数多くあるが、あとひとつ語りたいこと。
組織に流されるな。
ひとりの人間という事実に立ち返れ。
そう思うと自由になる。
夢とか目標とか設定するけど、それだって数年経てば気持ちも環境も変わって、
目標も夢も変わっていく。
それくらい気軽でいい。
ただ集団になると、全体の意思に従っただけなのに後から間違いが発覚して、
責任取らされるって事態が起きる。
営業課長のミスを僕に押し付けられたみたいに。
だから、流されそうになったらまず立ち止まる。
そしてひとりの人間だっていう事実に立ち返る。
そう思うと、自分らしい生き方っていうのが見えてくるかもしれない。
ツライ場所から飛び出しても、案外孤立無援ではなく、
自分で選んだ人と関わりながら生きられる世界があることに気付く。
だから、組織よりも自分(個人)を大切にすることが大切。
自分が良く分からなくなっちゃったら、とにかくボォーっとして過ごす。
それくらい気楽で気軽でいいのかもしれない。
本書を読んで改めてそう感じた。

年収90万円でハッピーライフ (ちくま文庫)
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