大人気なくていいんだよ

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から138日目)

休職してから数か月経つと、自分が後退しているように感じることがあるかもしれない。
以前は大人な対応ができたのに、最近は感情的になってしまうなど。

普段から感情的で大人気ない行動を起こしてしまうのはダメだと思う。
でも、「頑張り過ぎている人」・「休職中の人」は大人気なくてもいい。

自分を殺して、みんなのために尽くしてきたから、今がある。
大人気ない行動を取ってしまうのは、自分を大切にすることを学ぶための過程なんだ。

だから、いい。
自分がどんどんダメになっているように感じるかもしれないが、
そんなことない。
大丈夫。ちゃんと良くなってきている。

痛みのフラッシュバック

今日は通院日だ。
前回の診察から約2週間。
この2週間は落ち込む日が多かった
そして大人気なく怒りを覚えることが多かった。

主治医から、
あまり活動せずダラダラ過ごして下さい
愚痴を言うなど怒りを表に出して下さい
と指示されて約2ヶ月が過ぎた。

こんなダメ人間のように過ごしてて本当に良いのだろうかと最初は不安だったが、
最近はこの生活にも慣れてきた。
人間は順応の生き物だなと実感。

不思議なのは休職直前の痛みや辛さを思い出すことが増えたことだ。
休職1~3ヶ月目までは客観的に見れていたのに、ここ最近は当時の感情がぶり返してくる。

そして自分でも客観性が欠如していることを自覚しているのに、愚痴が止まらない。
休職の原因になったお客様や上司はもちろん、大好きなはずの仕事仲間にも怒りが抑えられなくなっている。
家族や友人に愚痴を言うようにしているが、あまりの自分勝手な内容に絶句されるときもある。

サトウサン、こんにちは。
最近どうですか?

主治医に上記を正直に話した。

適応しすぎ障害

サトウサン、凄く良い傾向です!

主治医が珍しく食い気味に話してくれた。

リワークデイケアで不合格になったじゃないですか※。
私あれで良かったなって思うんですよ。
サトウサンの場合、あのままリワークデイケアに通って直ぐに復職することもできます。
でもその場合、再発の可能性は極めて高かったと思います。

(※詳しくはコチラをご覧ください。)
主治医の言葉は凄く感情がこもっており、とても優しく感じられた。

サトウサンは適応障害と診断されました。
適応障害って、「適応し過ぎ」ってことなんです
どんなに過酷な環境でも、自分を殺して適応してしまったんですね
その結果、無理が来てしまった。
自身に客観性が欠けていると言っていましたが、サトウサンはそれでいいんです。
そうやって自分を大切にすることを覚えていきましょう。

そうか、それでいいんだ。
最近思っていたんだ。
再発防止って無理じゃないかって。
あの職場で、自分を守るために、困っている人がいても見て見ぬふりはできないなって。

主治医が言ってくれた。
再発をゼロにするのは不可能です
「でも、再発率を低くすることはできる。」
一緒に再発率を下げていきましょうと言ってくれた。
うん、これでいい。これでいいのだ。

今後の道のり

主治医に聞いた。
今後どのくらい休めばいいのか。
会社に伝える必要もある。

私はあと3ヶ月休んだ方がいいと思います。
いかがですか?

どうやら、これからじっくり治していきましょうということだった。
あと3ヶ月か。正直不安はある。

「先生がいちばん良いと思う方法に従いたいと思います。」

会社は僕が居なくても回っている。
もういまさら急ぐ意味はない。
それにみんな言ってくれた。
「慌てずゆっくり休んで治してね」
その言葉を信じよう。

主治医は落ち着いてきたから次の診察は3週間後でいいと言ってくれた。
そして、その時に診断書を3ヶ月休職延長で更新するらしい。

あと、一人旅には行っていいと許可が降りた。
まだまだ時間がある。
ちょっと自分探しに行こうかな。

コメント

タイトルとURLをコピーしました