休職、テレビで感じた【世間とのギャップ】

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から84日目)

働いていた時はテレビを見る余裕なんてなかった。
朝15分ニュース見るくらいだろうか。
夜AM1時に帰ってきたら気絶するか、
ベッドに入って寝る努力をしているだけだった。

今、時間に余裕が生まれ、テレビを見るようになった。
良くも悪くも世間とのギャップを感じる。

突き付けられた現実

CMが流れた。
「疲れが取れる」がキャッチフレーズの市販薬だ。
その中の人々は慌ただしく朝仕事着に着替え、
夜は疲れ切った顔で「こんな時間!?」と就寝していた。

ちょっと前の僕だ。
そうだ、世間一般的には皆、こうやって今を生きているんだな。

僕は世間一般のレールから外れてしまったんだな。
今の生活に慣れて世間一般を忘れていた驚き。
そして世間一般から脱落してしまった寂しさに襲われた。

ニュースで知る世間知らず

休職して良いこともあった。
ニュースを見る時間ができたことだ。
最近はWBSを見ることができ、夢が叶った喜びもある。
前は放送時間まだ仕事してたからな。。。
昼間にワイドショーも見れている。

すると、物価高騰、円安、最近の日本人の生活の仕方や考え方など知ることができた。

そういえば仕事中、なぜ市場動向がそうなっているのか、業界紙の評論で文字だけで追っていた。
世間の流れを理解できてなかったな。

今なら少しわかる。
あの時の売上推移の理由など。
表面的な結果論だけでなく、世論の揺れ動きなど過程が少し見えた気がした。

今日の気づき

僕は毎日両親に電話している。
これは週7日勤務時にも習慣化していた。
僕のポリシーみたいなものだ。
そしたらこんなアドバイスをくれた。

みんなが乗ってる電車に乗り遅れただけじゃない。
次の電車に乗ればいいのよ。

そうだな。
少し遅れるだけで、また同じ方向に向かうことはできる。
むしろ、乗り遅れた人だけが見れる景色を知れるかもしれない。

その1つがニュースを見て、世間全体を俯瞰的に見る機会が得られたことだろうか。

そして、社会復帰した時には、世間一般的な視野で取り組むこと、
そして休職経験者だからこそ、似た苦しみに悩む人に寄り添う生き方をしたいと思う。

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