認めてあげること

休職日記(休職の心得)
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20XX年〇月△日(休職から414日目)

今日の気分:7/10
焦燥感:普通
疲労感:普通
抑うつ感:好調
自責感:好調
イライラ感:不調

今日の充実度(重要度):8/10
今日は終日デイケアに通所した。
精神疾患や睡眠など基礎的な内容のおさらいを講義で聞けて良い学びになったと思う。
今日はざっくりと目標を考えていたので、
デイケア後も会社の定時くらいまでカフェで読書。
そして買い物をし、食事をして今に至る。

そして、ここ最近なんとなくメンタルの調子がしっくりこない。
別にリワークプログラムを受けていた先月と行動パターンは変わっていないはずなのに、
なんか焦燥感が強まり、感情や台詞や行動の選択肢が納得感の薄いモノになっている。
そしてここ数日は、その『しっくりこない』感覚から脱却する機会を見つけられずにいる。

しかし、今日なんとなくヒントを掴んだ気がする。
それは自分を「認めてあげる」こと。
ずっと意識してきたことではあるが、なんとなくここ数日はしっくりこなかった。
今日はなんとなく腑に落ちた感じがする。

認められていると思い込めばいい

ここ数日と同様、朝はデイケア通所に対し気が重かった。
なんとなく出掛ける準備が滞り、若干遅刻。
またタイミングを掴めないんだろうなぁ。。。
そう思っていたら、デイケアのムードメーカー的存在の人が今日は来ていて、
ドアを開けた瞬間、大きく挨拶してくれる。

サトウサン、おはよう!!!
お!?今日スーツじゃん!かっこいい~!

まずは既にプログラムが始まっているにもかかわらず、
僕の存在をハッキリ明確に認めてくれたこと。
そして僕の恰好や行動を受け入れ褒めてくれたこと。
それだけで嬉しい。

その後もプログラムに途中参加したら、多くの人が話しかけてくれた。

サトウサンなら、この質問なんだかわかるでしょ?
何だと思います?
さすがサトウサン!

みんな、僕のことを「この人なら大丈夫」って認識で見てくれている。
最初はプレッシャーを感じ、上手く希望や要求に答えられず、自己嫌悪が強かった。
でも、それでも変わらず皆さん話しかけてくれる。
変わらない期待の眼差しで見てくれる。

サトウサン、今度飲みに行きましょうよ!
サトウサン、今から一緒にお昼行かない?

こうやって皆さんが僕のことをありのままの姿で受け入れてくれるから、
気付けば感情も行動もしっくりきていた。
自然体で穏やかに幸せを感じながら過ごすことができた。
まずは皆さんに感謝。

でもその一方で、見方を変えれば、皆さんの反応や台詞や行動から、
僕が勝手に「認められた!」と認知しただけとも言える。
他の人が同じ立場だったとしても、同じように感じるとは限らない。
だから、何か外的刺激があった時に、
「(~だから、)僕は認められたんだ」って、
自分勝手に思い込む意識づけが良いのかなって思うんだ。

睡眠時間も大切?

今日のプログラムで学んだ「睡眠」がメンタルに強く影響していることを再認識した。
知っている人も多いと思うが、睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠がある。
レム睡眠は浅い眠りで、ノンレム睡眠が深い眠りって感じ。
レム睡眠とノンレム睡眠は交互に繰り返されるようだが、
入眠して最初のサイクルはノンレム睡眠が長く、
長時間睡眠になるにつれレム睡眠が長くなるらしい。

そしてその日の記憶や感情の整理は、レム睡眠中にしているらしい。
レム睡眠は最初のうちは短い。
つまり、短時間睡眠だと記憶や感情の整理する時間が短く不十分になりやすい。
ノンレム睡眠は疲労回復中心なので、最低限の疲労回復しかできないってことになる。

ちなみに昼間や夜に眠気があったり、
30分以上の昼寝や夕寝をしてしまう人は寝不足ってことらしい。
つまり短時間睡眠ってことだ。

そう考えると、僕がここ最近、感情面がなんとなくしっくりこない理由は、
もしかしたら慢性的な睡眠不足で、感情の整理が出来ていないからかもしれない。
休息日を作って長時間睡眠を実施する。
もしくは睡眠時間をまずは30分長く確保して1週間過ごしてみる。
そういう試みをすることで、精神疾患が良くなるかもしれない。

色々な人がいる

◎△$♪×¥●&%#?!!!!!

メンバーの一人が急に大声で叫び始めた。
みんなビクっと驚いて一斉に振り返る。
職員もビックリして焦った表情。

プログラム中は一部の人が話している途中で大声で意見を言い始める。
学校を思い出した。
収拾がつかない状況で不安になったのだろうか?
急に席を外し別の職員さんと急遽別室に移動するメンバーもいた。
他にも席から急に立ちあがり屈伸運動を始める人もいる。

ほんと、いろいろな人がいるんだなぁ。
でも、悪意が合ったり罪を犯しているわけではない。
それは個性。
そういう人もいるんだねって知って、受け入れていくこと。
そういう視野を持って、僕の常識ではあり得ない行動が繰り広げられても否定しないこと。
それが出来ているだけでも、エライって自分を褒めてあげてもいいと思ったんだ。
みんな違って、みんないい。

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