20XX年〇月△日(休職から304日目)
今日も反すうしているボク。
昨日も反すうについて気付き、ブログに記録したばかりなのに。
そもそも反すうとはなにか?
反すうとは、自分自身に関するネガティブな感情や出来事について繰り返し考えてしまうこと。
意識だけが過去や未来にフュージョンしてしまっている。
人間は思考する生き物。
だから四六時中考えてしまって、
しょっちゅう反すうしてしまうのは仕方ないのかもしれない。
でも、「反すうしていることに気付ける」ってことが重要なんだと思う。
気付けないと、無意識のまま反すうし続けてしまい、どんどん抑うつ症状が悪化しかねない。
気付くことができれば、繰り返し考え込んでしまう悪循環から抜け出し、
対策を練り試してみることが出来るから。
その場にいない感覚

今日は実家に帰省予定。
そのために暫く徒歩移動する時間があった。
散歩中、デイケアで感じた嫌なことや自責を感じること、休職前のことを思い出す。
「あの時ああしていれば・・・」
「なんで僕がこんな目に・・・」
ハッと気づくと、さっきまで公園近くを歩いていたのに、
いつの間にか実家付近まで来ていたことに驚く。
実家で両親と団らんを楽しみ、歓談を楽しみ、
寝る前の入浴タイム。
久しぶりに湯船に入ると、また昨日感じた嫌なことや自責を感じること、休職前のことを思い出す。
「あの時ああしていれば・・・」
「なんで僕がこんな目に・・・」
ハッと気づくと、デジタル時計が30分も進んでいた。
瞬きした瞬間に30分経過している感覚。
驚く。
散歩中も、入浴中も、いわばその場にいない感覚に襲われた。
心ここにあらず状態。
どうやらマインドレス状態というらしい。
反すうに気付ければ選択できる

反すうしてしまうことは別にいいのかもしれない。
だって人間は思考する生き物だから。
止めようがない。
自力で制御できることにも限度がある。
だから、まずは「気付くこと」だけ出来ればいい。
あぁ、今マインドレス状態だったんだ。
そうやって気付ければ、反すうに流されるのではなく、主体的に選ぶことができる。
入浴中の僕は、途中でマインドレス状態に気付いたけど、
あえてそのまま反すうし続けた。
なぜならリラックスできた気がするから。
湯船につかりながら、自分の感情と考えをマイペースに整理する時間になってる気がする。
だから、そのまま敢えて反すうすることを僕は選んだ。
それが大事なんだ。
それが辛いだけで何も改善や良いことに繋がらなそうな時。
そういう時は主体的に「反すうをやめる」選択肢を取る。
次の行動に移る。
「いま」に集中する。
自分の感情を理解する。
誰かに話す。
深呼吸する。
やれることはいくらでもある。
成功しなくたっていい。
試せることがいっぱいあるってことが重要なんだ。
そうやって主導権を握りなおせるようにすることが重要なんだと思う。
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