20XX年〇月△日(休職から428日目)
今日の気分:7/10
焦燥感:普通
疲労感:不調
抑うつ感:好調
自責感:好調
イライラ感:普通
今日の充実度(重要度):7/10
今日も朝から通勤練習を実施。
朝早起きし、電車で会社の近くのマクドナルドまで行き朝食。
本当はそのまま趣味のサウナに行き、知人の鍼灸師さんのところに行こうと思っていた。
でも明日デイケアの授業を担うことになり、
その資料作りが全然終わっていない。
だから予定変更し一旦家に帰ることに。
そして資料作りに励んだ。
しかし鍼灸だけは予約をしていたので、夕方に家を飛び出し、
1時間ほどかけて鍼灸を受けに行く。
それが終わったらプチご褒美としてお気に入りの外食店で食事を済ませ、
また帰宅してから資料づくりだった。
鍼灸師さんにも休職してから約1年以上。
ほぼ毎日施術してもらっていた。
過労で倒れたことも伝えていたので、色々話を聞いて貰い、アドバイスも貰っていた。
休職前から今に至るまで、ずっと見守ってくれていた。
そろそろ復職が見え始めた。
今日はそれも報告しようと思っていた。
変わって、より良くなった

サトウサン、変わりましたよね?
前よりもっと良くなりました。
鍼灸師さんが言ってくれた印象的な言葉。
お世辞もあるとは思う。
でもそれだけでもないと思う。
だから、少し素直に嬉しく思えた。
以前も仕事に全力を注がれてて素晴らしかったですけど、
今は穏やかで落ち着いている印象。
サトウサンとお話ししていると学ぶことが多いんです。
たしかに以前は仕事に邁進していた。
そしてそれがすべてで、自分のことを客観的に見る余裕なんて無かったかもしれない。
休職して、会社以外の世界を見て聞いて直接感じて、世界は広いって実感した。
平日仕事している時間帯だって、出掛ければ混んでいた。
全然人はいないだろうって思っていたのに、
外国人や学生,主婦など大勢の人が息づいている世界だった。
どの時間帯でも人はいっぱいいて、
でも働いている時と今とで居る人種?居る人柄は全然違っていて、
隣り合わせで全然違う世界が広がっていると知り感じた。
そしてデイケアで自分を見つめ直す時間が得られた。
自分が何を大切にしていて、何に喜怒哀楽を感じているか。
それを知る機会になった。
それが、鍼灸師さんの言ってくれた変化なのかもしれない。
意外と感情と向き合っていない

鍼灸師さんと感情との向き合い方について話していた。
「これじゃダメだ」って浮かんだ感情を拒絶してしまうらしい。
僕もずっとそうだった。
デイケアで学んでから、感情に善も悪も無いっていう考え方を伝えた。
それで相手にアウトプットして、傷つけてしまったり否定してしまったら善悪ついてしまう。
でもそうでなく、自分の中だけで留まっているのなら、善と捉えてもいいけど、
絶対悪なんてことはないんだと思った。
だから、受け止める。
「そうか、今イライラしたんだね。ぶん殴ってやろうかって思ったんだね。」
「そうか、あいつだけ良いとこ取りして自分は損ばっかりって悲しく思ったんだね。」
そんな感じで、ココロのなかでヨシヨシってしてあげる。
全部受け止め認めてあげた上で、
「でもアウトプットは自分で主体的に選ぶからね。あえて違う選択をするよ」
ってやってあげる。
それを話したら鍼灸師さんが、
「へぇ~勉強になった!そんなやり方があるんですね!」と言ってくれた。
意外と人はみな、感情との向き合い方が分からないのかもしれない。
それに気付けて学べただけでも、この1年間は意味があったと思いたい。
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