休職したばかりの時に救われた曲

休職日記(休職の心得)
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20XX年〇月△日(休職から12日目)
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休職してから聞き始めた曲がある。
浜崎あゆみさんの「A Song for ××」という曲だ。

もともとは自身の母親に宛てた想いがテーマになっている本曲。
聞いている方のためにタイトル末尾は敢えて「xx」として、
各自が想う相手を変えられるように工夫されている。

たまたまお店のBGMで耳にしたが、心に突き刺さった。
まさに運命の出会いって思った。
特に最後のサビが救いだった。
ぜひ休職して辛いと思った方に一度でも聞いてほしい。

休職前との決定的な違い

それは「前に進もう」と思うか、「立ち止まるしかない」かの違いだ。

休職前に考えていることは「なんとかしなきゃ」だった。
辛くても前に進まなきゃいけないって気持ちが全てだった。
だから、現状を嘆き「とことん落ち込む曲」を聞くか、
「辛くても前に進む決意を込めた曲」を聞いていた。

休職したら心境は違う。
なぜなら前に進みようがないからだ。
働き過ぎて心が壊れてしまったから、休んで立ち止まるしかない
そうすると、過去を振り返り現状を憂う気持ちが強くなる
ただただ立ち尽くすしかないという心境。

そんな心境に、浜崎あゆみさんの「A Song for ××」は真っ直ぐ響いた。

最初から言葉が突き刺さる

A Song for ××」の冒頭は、バック演奏が控えめだ。
その分、浜崎あゆみさんの訴えが強調される。

いつから大人になる
いつまで子供でいいの
どこから走ってきて
ねぇ、どこまで走るの

A Song for ××歌詞抜粋

30代になっても考える。
全てを飲み込んで任務を全うする人は会社から評価され、
指示のたび反発する人は上司から「まだまだだな。甘ったれている」と言われる。
評価されている人は、どこまで自分を殺して他者のために尽くせば良かったのだろうか。
どこに終わりはあったのだろうか。

居場所がなかった
見つからなかった
未来には期待出来るのか分からずに

A Song for ××歌詞抜粋

全力を尽くさないと責任が果たせなかった。
責任を果たせないと誰かに迷惑をかける。
迷惑をかけた瞬間、自分がそこに立っている価値がないと思っていた。
がむしゃらに頑張るしかなかった。
いつか報われる時が来るのか、わからずに。

最後の叫び

もう陽が昇るね
そろそろ行かなきゃ
いつまでも同じ所には
いられない

A Song for ××歌詞抜粋

中盤に出てくる歌詞。
この前に色々が問い掛けがある。
浜崎あゆみさんから「なぜなの?」という思いが感じられた後にこの言葉だ。
仕事をしている中で、理不尽や疑念を抱きながら、
否が応でも前に進まなければならなかった「あの時」を思い出す。

その結末は、転び過ぎて這い上がることができなくなった…
その時も上司は手を指し伸ばしてはくれなかった。

そして最後のサビ。

一人きりで生まれて
一人きりで生きて行く
きっとそんな毎日が当り前と思ってた

A Song for ××歌詞抜粋

最後の最後が叫びに聞こえるのよ。
会社員としてレールを外れてしまった、と僕は思っている。
営業部に気持ちを共感できる人は、恐らくいないだろう。
独りきりになった。

思えば独りきりで仕事することも多かった。
世界初のプロジェクトも、上司には放置され、孤軍奮闘を味わった。
新入社員の時も、古参部長から「お前を会社から追い出してやる」と脅された時も、
当時の上司は助けてくれず自力で何とかした。
その他にも「最年少」と言われ部内で僕が初めての仕事が多かった。

独りで戦い始めた。
他部署に助けて貰いながら営業部内で戦い続けた。
今、休職して周りに誰もいなくなった。
独りになった。
自力で立ち上がり、独りで答えを探す旅に出なければ。

そしてこの曲は「きっとそんな毎日が当り前と思ってた」と終わる。
「思ってた」と過去を振り返り終わる。
未来については言及はない。
未来は何も分からず、自分で答えを探すしかない
のだと思う。

立ち止まり過去を振り返りながら、
過去と決別し新しい一歩を探し始める
こう感じるところが、休職直後に聞く曲としてオススメする理由だ。

収録されているアルバムのリンクを貼るので、良ければ是非一度聞いてみてほしい。

あと、特に2001年のライブは気迫の籠った歌声に感じる。
併せてライブDVDリンクを貼るので、是非一度見てみてほしい!

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