休むから見えてくるモノもある

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から224日目)

人生に無駄なことなんて無いんだと思う。
休職前は妥協せず仕事に励むことが大切だと思っていた。
仕事に全力を尽くすことで、人として日々精進していくことが生きる意味だと信じていた。
今でもその考え方は大切だと思っている。

でも、休職して休むからこそ見えてくるモノ、分かることもある。
仕事から離れることで、仕事では得られなかった学びがあると最近思う。

大切なのは、今この瞬間を満喫すること。
「あの時こうしてれば」と後悔するのではなく、
今に繋がる結果を喜ぶこと。
それが大切だなと思っている。

だから休んだっていいんだ。
休んでもいい。
今が辛くて、仕事に近付きすぎてしまったなら、
すこし仕事と距離を置くからこそ見えてくることもある。

友人とドライブ旅行

今日は友人とのドライブ旅行の日。
待ち合わせ場所で合流し、交代交代で運転。
旅行プランに沿って観光することに。

まずは牧場へ。
人が少ない。閑散としている。
おかげで昼食もソフトクリームも見学も長閑に過ごすことができた。

そういえば目的地エリアに着いてから、クルマは通っているが、徒歩移動の方は全く見かけない。
人通りが少ない。
こういうところで過ごせたら幸せだろうなぁ。

こういうところって、人が少ないから、勤め先が少なくて就職に苦労するみたいだよ?
地元で就職できるには限られた一握りなんだって。

そうか、長閑で平和で幸せそうに感じたけど、
勤め先が無くて生活に困っている人もいるのか。
どんな場所でも誰でも悩みはあるもんだなぁ。

一寸先は闇?

夜まで観光した後、最後に秘境の温泉地まで行こうとした。
しかし、カーナビを入れて案内通りに行くと、
未整備の山道に入っていく。
しかも、街灯も人通りも全くない。
クルマのライトの先は真っ暗闇になっていて、なんとか砂利道に繋がっていることが分かった。

ごめん、温泉に行くのやめない?

友人が怖がっている。
たしかに、このまま行っても、行き止まりなのか、崖なのか、道が続くのかすら全く見えない。
万が一、動物や人が通っても轢いてしまいそうだ。

結局諦めて引き返すことにした。
引き返す時も真っ暗闇で何も見えない中を、道幅が狭い坂道のためバックしながら切り返し、
目を凝らしながら引き返す。

世の中にここまで何も見えない真っ暗闇の車道があるのか。
田舎に行ったら、夜は運転も移動もしてはいけないな。
これも仕事をしていたら学べなかったことだろう。
良い社会勉強になった。

旅行に飽きてくる

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友人と楽しみだった旅行。
ホテルに戻ってからは地元スーパーで買ったお酒とつまみで談笑。

ホテルは最高だった!
部屋に入るとソファと椅子があり、酒盛りするには十分の机もある。
ベッドはツインで、手を広げられる大きさ。
トイレと洗面所、お風呂は別になっている。
さらに、500mlミネラルウォーター2本無料でもらえた。

大浴場は天然温泉で、サウナと水風呂完備。
サウナは84度とやや低めだが、オートロウリュ付き。
脱衣所にベンチとウォーターサーバーがあるから水分補給と内気浴も可能。

さらには無料の製氷機もあるから、ホテル飲みで焼酎を買っても、
水と氷は無料で用意できた!

これで朝食バイキング付きで、一泊約6,500円は安い!
これも【じゃらん】で検索できたおかげ!
しかも1%ポイント還元されるなんて!
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しかし、実際に旅行に来ると、思ったより感動が少ない。
もちろん友人と一緒に過ごす旅行は凄く楽しい。幸せを感じる。
でも、思ったほどの感動が無く、日常感を感じてしまう。

そう、休職して、時間が自由になり旅行にも行けるようになったから、
旅行自体の非日常感が薄れているのだ。

そうか、毎日仕事に励み汗水垂らして頑張っていたからこそ、
たまの旅行があんなにも感動していたんだなぁ。

その旅行を淡泊に感じ始めている。
それだけ充分休めているってことじゃないだろうか?
主治医が「そろそろリワークプログラムを開始してもいいかもしれないですね」と言った通り、
そろそろ社会復帰する準備を始めてもいいのかもしれない。

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