20XX年〇月△日(休職から366日目)
気分:4~5
楽しさ:4~5
重要度:7~8
今日もリワークプログラム。
体温は36.8℃まで下がった。
でも行きたくない。
ここ数日ショックなことが続いた。
自分が何かやったわけではなく、相手からのアクションでショックを受けた。
それを考えると憂鬱になる。
ここで休む、逃げるって選択もできる。
でもそれは選ばなかった。
僕は知っている。
「なにもしない」は最大のリスクだと。
一度逃げると、逃げ癖がついて、逃げ続けてしまい、
相手にも自分自身からも信用されず、
自己効力感は得られず低下し、漠然とした不幸を感じ続ける。
ひとが生きる意味は、幸せになるためだと信じている。
だから、上記理由で、「逃げる」って選択肢は取らない。
僕の価値観や理想像を考えると、「逃げる」って選択肢は遠のく行動になっちゃうから。
でも、「逃げない」・「向き合う」って選択肢は精神的にツライもの。
ハードル(精神的な障壁)が高く感じてしまう。
だから、ハードルを低く設定しよう。
行動を細かくする。
もしくは期間を細かくする。
小刻みに目標を分散化させれば、ハードルが下がり、アクションを起こしやすくなる。
まずは午前中だけ

朝起きた時、どうしても行きたくなかった。
でも、リワークプログラムは復職のためのリハビリ。
ここで感情に流されて休んでしまうようでは、復職なんて、社会復帰なんてムリだ。
まずは午前中だけ行こう。
どうしても辛かったら帰って休もう。
こうやって思ったら、少しカラダが動く。
少し気持ちがラクになる。
たった2~3時間だけ耐えればいいのか。
じゃあ頑張れるかも。
でもなぁ。。。
そうやって’’感情’’がモゾモゾ悩んでいる。
お昼ご飯、少しご馳走にするから!
まずは午前中だけでも頑張ってみようよ。
な?
目標を’’午前中だけ’’と期間を小刻みにし、
さらにプチご褒美もつけることで、
「じゃあ、少しだけなら」と’’感情’’も納得してくれた。
こうやって’’感情’’という、もう一人のボクと交渉して、
自分の夢や理想像、価値感に向かって歩いていく。
全体を’’ひいて’’見る

いざ覚悟を決めて午前中行ってみると、案外そのまま午後も頑張れた。
’’ついで’’という感じで終日過ごせた。
ゴゴイチの作業時間、作業から目を離し、少し全体を見渡す。
集中して過ごしたい人。
息抜きしたい人。
見渡すと、それぞれの人が何を求めているか分かる気がした。
息抜きしたい人は、顔をあげて見上げている。
集中したい人は只管に下を向いている。
そうやって、全体をひいて見ると、頑張り過ぎなくてもなんとかなるって感じた。
目の前の狭い範囲だけに囚われないことの大切さを感じた。
相手からのアクションでショックを受けた、ここ数日。
「もしかしたら〇〇さんに嫌われているんじゃないか?」
その可能性は、僕の価値観「相手を大切にする」の判断基準に反する事態で、
自己嫌悪と自己否定が強くなる。
別に嫌われてもいいじゃないか。
こう考えてもみたが、ダメだった。
嫌われてしまう自分に問題があるんだ。
だから自分はダメなんだ。
自分なんて死んだ方が良いんだ。
自己否定が強くなる。
でも、ちょっと違う考え方ができた。
例え何人かに嫌われているんじゃないかって思い込みが抜けなくても、
良く思ってくれている人も、何人かはいる。
そう思うと、好いてくれている何人かのために、頑張って生きようって思える。
その人たちを大切にするために生きようって思える。
こんな考え方もできるんだって思えた。
懸念が晴れる

今日の全プログラム終了。
新しくリワークプログラムを始めたメンバーに感想を聞いた。
楽しかった!
思ったより落ち着いて取り組めた。
先日、職員さんから指摘された。
「サトウサンがみんなを引っ張っていくべきじゃないの?」
それが凄くショックで、気がかりで、自分を責めて、メンタルダウンしてしまった。
でも、新メンバーの感想を聞く限り、
居心地の良いムード,空間づくりは、少しはできたんじゃないだろうか?
そう思うと、少し自分を許せた。
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