喜怒哀楽は大事

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から113日目)

今日は知り合いの鍼灸院に通った。
飲み会で偶然知り合った。
良い縁を頂いたなとその時の幹事には感謝している。

鍼灸師は施術だけでなく、親身になって話を聞いてくれた。
そして色々話してくれるから、こちらも気を遣わなくて済む。
気を遣わせず話し相手になってくれる。
これこそ接客のプロなんだろうなと勉強になる。

そんな中、面白い話を教えてくれた。
喜怒哀楽を表現することは非常に重要で
特に『怒』を出すことが大切だという。

健康のバロメーター

そもそも怒ることができない時は疲れ切っているのかもしれない。
怒る体力・気力すら残っていないのだ。

そういう時はゆっくり休んでほしい
「あ。今は心身ともに限界なんだ」と把握してほしい。
まずはとにかく寝よう
ぼぉ~と過ごそう。自然とやりたいことが思いつき、自然と体が動くまで。

怒りを表現することは、心身の健康バロメーカーを認識する機会でもあると思う。

相手と向き合うこと

怒りを露わにしない方が大人のイメージがある。
怒りを表現すると、周囲の人も不快になるし、
相手と今後の関係性にヒビが入るかもしれない。
我慢することが美徳だと思っていた。

しかし鍼灸師は諭してくれた

私も今まで我慢してきました。
でもそれは大人ではなく向き合ってないだけだなって思ったんです。
ちゃんと相手に伝えないと、お互いに理解し合えないなって。

そうか、怒ることは大人だから必要なことなのか。
正しい怒り方ができる人が大人ってことなのだろう。

相手に対し怒りを覚えたときに、
いきなり殴りかかったり、暴言を吐いてしまったら収拾がつかなくなってしまう。

でも、相手に怒りを覚えたときに、

  • 自分が怒りを覚えたこと
  • 怒りを覚えた理由
  • 怒りを覚えた件に対する自分の意見

これらを理路整然と相手に伝えれば、建設的な話に繋げられる。
もしかしたらお互いに改善ができるかもしれない。
お互いに気付けなかった問題点に気付くきっかけになるかもしれない。
例え不毛に終わっても、相手に私のことを理解してもらうことはできるだろう。

我慢したままでは相手が理解できるはずがない。
自分の中で不満が溜まり続け、いつか取返しのつかないトラブルに繋がるリスクがある。
そういう意味でも、正しく怒ることは大人だからこそ必要なのかもしれない
相互理解と共存共栄のために

自分と向き合うこと

相手に正しく怒るためには、理路整然と言葉で伝える必要がある。
理路整然とするためには、まず自分自身が理解する必要がある

  • なぜ怒っているのか
  • 何が気に障ったのか
  • 何に不安を感じているのか
  • 悩みごとは何か
  • 自分の価値観は何か

上記のことが必要になるだろう。
そうすると自分の価値観・悩み・不安と向き合うことになる
自分自身を客観的に見直す機会になるのだ。

怒りを我慢していたら、自分と向き合わず漠然としたまま過ごすことになる。
その結果、根拠のない妄想を考え出してしまい、
物事を客観的に考察できなくなってしまう。

正しく怒りを表現するからこそ、自己理解になり、
人に振り回されず、自分だけの幸せを追求できるようになるのかもしれない。

正しく喜怒哀楽を表現しよう

鍼灸師は表情も会話も素直な方だと思う。
だから信用できると感じた。
それも我慢するのではなく、素直に喜怒哀楽を表現しているからなのだろう。

でも不快に感じることは今までない。
大切なのは「伝え方」なのだ
喜怒哀楽を丁寧に伝えることで、自己理解と相互理解につながる。
そして関係性が深まり、持続可能な信頼関係に繋がっていく。

おかげさまで心身ともに凝りが解れた気がする。
素敵な鍼灸院に出会えて幸せだ。
いつか鍼灸院も多くの方に紹介していきたいな。

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