感情を表現する

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から98日目)

休職して3ヶ月以上が経過。
本来ならもう復職しているタイミング。
しかし、未だ復職時期は未定。
休職期間が延長になったからだ。

リワークデイケアでリハビリ開始を進める中、施設からNGの通知。
その理由は軽い躁病、いわゆる「頑張り過ぎ病」ということだった。
そこで主治医は下記治療方針を提示し、時期未定で過ごすことになった。

  • 週2-3日は予定を入れず何もしない日を過ごす。
  • その他の日も予定は1日1件までに留める。
  • 予定の定義は遠出すること、または人と会うこととする

この治療方針から既に1ヶ月以上経過。
「先のことは考えないで下さい」と言われ、休職期間も延長され、
すでに僕の努力で復職できる状況じゃない。
主治医とカウンセラーの方針に身を任せるしかなかった。

今日は診察日。
さて、何か変化はあるのだろうか。

治療方針に追加事項

サトウサン、こんにちは。
その後いかがですか?

いつもと変わらない挨拶。
でも、以前と違い質疑応答内容は考えていない。
もう頑張っても意味がない。
何も考えず、その場に身を任せるだけだ。

おかげさまでゆっくり休めていると思います。
あまり先のことを考えていないです。
先日カウンセラーにはもっと怒って下さいと言われ、
今後愚痴を言うことになりました。

先日、カウンセリングでは、話の途中で愚痴が止まらなくなってしまい話し続けたところ、
カウンセラーは指摘するどころか、
その調子でどんどん自分を解放してくださいと推奨してくれた。
逆に不安や不満を零したことで、良くなってきていると感じて下さったようだった。

はい、カウンセラーから話は聞いています。
私も同意見です。
サトウサンの場合、もっと感情を表現していいと思います。
今後は意識してみて下さい。

これで治療方針の項目が増えた。

  • 週2-3日は予定を入れず何もしない日を過ごす。
  • その他の日も予定は1日1件までに留める。
  • 予定の定義は遠出すること、または人と会うこととする
  • 先のことは考えない
  • 愚痴を零す。感情を表現する。

治療方針の緩和

主治医も話をしている中で、経過は良好と感じて頂いたようだ。
当事者の僕には、最早よくわからない。

経過は良好なので、週2~3日何もしない日を作るまで厳格でなくてもいいですよ。
自身が思う活動量の半分くらいに抑えて下されば大丈夫です。
また2週間後に様子診ましょう。

嬉しいことに治療方針が少し緩和された。
制限が緩くなり、少し自由に過ごせるようになった。

でも、「自身が思う活動量の半分」といった曖昧な目安だと、自分ではよくわからない。
また無意識に無理をしてしまうかもしれない。

だから、何も考えずに無理なく過ごせる、
「週2日何もしない日を過ごす」を心掛けて過ごしていこう。
少しずつ良くなっているとカウンセラー・主治医ともにお墨付きを頂けて、
少し安心しながら帰路につくことができた。

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