20XX年〇月△日(休職から397日目)
今日の気分:7/10
焦燥感:普通
疲労感:普通
抑うつ感:普通
自責感:好調
イライラ感:好調
今日の充実度(重要度):7/10
他人からはコミュ力高いと言われることがある。
理由は聞き上手だかららしい。
ただ、僕自身はコミュ障だと思っている。
どうやって自分から話しかけていいか分からないからだ。
つまり、相手からすれば話しやすい相手ってことだろう。
気が付いたら自分のことばかり喋っていたと、相手から言われることはよくある。
それが、その方が僕にとって幸せってこともあった。
相手のことを知ることができるし、理解ができるし、
相手の役に立てたってことが幸せで自己効力感に繋がる。
でも、相手から話しかけてくれないと、コミュニケーションができない。
苦手だ。
相手にどうやって話しかけていいか分からない。
今話しかけていいのだろうか?
忙しいのではないのだろうか?
自分ひとりの時間を過ごしたいのではないだろうか?
そんなのは雰囲気で分かるでしょって言う人も居る。
僕はそんな話を聞くと、その人を尊敬する。
なんで雰囲気なんてわかるの?
話さなきゃ分からないじゃん。
そんなの汲み取る能力僕にはない。
エスパーかよって思う。
あと、何を話せばいいのだろう?
こういうのも悩みどころ。
特に、「どこまで話していいんだろう?」というのが困る。
場合によってはセンシティブな問題もあり、下手に聞けない。
でも、聞かないと話が進まないっていう場面もある。
前にデイケアで意見があった。
「ジャブ打ちで距離感を測ればいいんだよ。」
試しにひと言だけ聞いてみる。
それで相手が反応する。
さすがにその時の反応で、相手が前向きか、拒絶的かはわかる。
それで拒絶的ならやめればいい。
そうやって自分なりの距離感を掴んでいく。
それでいいんだと思う。
なんか元気ない?

今日は知り合いの鍼灸師さんへ。
なんかいつもと様子が違う。
話してくれるんだけど、なんかよそよそしいというか、表面的というか。
元気を感じられない。うわの空って感じ。
いつもなら鍼灸師んさんの話に乗っかる感じだけど、今日は聞いてみた。
鍼灸師んさんは最近どうですか?
すると表情が変わった気がした。
言葉にも気持ちが乗っかってきた。
実は・・・
詳細は伏せるが、プライベートで変化があったようだ。
ただ、それについて、どう反応していいか分からない。
今までの経緯を知らないし。
良かれと思って言ったことが、相手を傷付ける可能性もある。
いろいろと当たり障りのない範囲で話を続けていたが、気付けば沈黙。
「今日もいい天気ですね~」みたいな、ぎこちない会話が続いた。
少しだけ思い切って聞いてみる

これじゃ埒が明かない。
少しだけ思い切って聞いてみることにした。
本件を言うのは控えたいので、別の事例でどういうことか書いてみたい。
仕事で隣席の人が家族写真を飾っていたとしよう。
異動してきたばかりで話したことが殆どない。
ただその時に、そのことについて触れていいかどうかは迷う。
もしかしたら奥様やお子さんとは離婚や死別等で別れていて、
思い出に浸るための写真だとしたら、
触れることで傷つけてしまう可能性がある。
そんな時に、「ジャブ打ちで話してみる」という方法。
「素敵な写真ですね。」
それだけ言って、相手の反応を見る。
すると、「ああ、うん、まあね」だけで終えたり、表情が曇ったりしたら、
触れてはいけない話。
「そうなんだよ!これは軽井沢に言った時の写真でね!」と続けたり、
嬉々とした表情だったりしたら、深掘りしてイイ話。
そんな感じで、大やけどしないように、軽くひと言だけ触れてみて、
相手の反応を伺う。
そんな距離感の測り方をするのが良いんだと思う。
今回の鍼灸師さんについても、そんな感じで聞いてみた。
すると、お互いの誤解があったことに気付いた。
あれ?言ってませんでしたっけ?
今回のプライベートの変化に繋がるプロローグを鍼灸師さんは僕に話していたつもりだったらしい。
しかし僕は聞いていない。
誰かと勘違いしていたようだ。
そこからお互いに勘違いをしていたようだ。
そこからは「実は・・・」と鍼灸師さんが色々悩みなどを話してくれた。
事情なども話してくれて、僕は状況を理解することができた。
おかげでお互い気持ちよく会話して、施術を終えることができた。
理解するために、コミュニケーションを取るために。
相手を理解しようとすること。
相手の話をしっかり聞くこと。
それだけじゃなく。
ジャブ打ちで聞いてみて、相手の反応を伺って距離を測ってから、
話を続けるか否か判断すること。
それも大事なんだと思う。
コメント