子供時代の思い出を追体験

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から155日目)

休職してからの過ごし方って色々あると思う。
主治医に言われたことは守るべきだ。
僕の場合、「何もしないでダラダラした日を過ごす」と言われた時は、それを守っていた。
あとは「愚痴をどんどん言うように」と言われてからは、家族や友人と話すように心掛けた。

ただ、主治医に言われたことを厳守しても、それ以上に自由な時間が出来る。
だから、家でゆっくり休む人もいれば、人に会う人、旅をする人、習い事を始める人。
いろいろな過ごし方があると思う。

その中で、「子供の時の楽しかった記憶」を追体験するのも良いと僕は思う
やってみると、やはりココロが元気になる感じがする。
ぜひオススメだ。

子供時代の楽しかった場所へ

小学生の頃が一番楽しかった。
何もかもが実現可能だと思っていた。
万能感にあふれていた。
その中でも特に楽しかった記憶がいくつかある。
その1つがレストランだ。

家族で特別な日に言っていたレストラン。
そこが凄く美味しくて、家族みんなが笑顔で、「美味しいね」って言い合えるのが幸せだった。

あれから数十年経過した。
休職してココロが病んだ今、もう一度あの場所に行こう。
幸いにも両親も一緒に行ってくれるという。
楽しかったあの頃をもう一度再現してみよう。

懐かしい料理

さっそく料理を注文。
数十年ぶりの味。
両親とも笑顔で味わった。

やっぱりあの時と変わらず美味しいねぇ。

当時の幸福感を思い出す。
あの時もこんな感じで満たされた気分だった。
そうか、独りの食事も自由で楽しいけど、肉親と共有し合う食事も楽しいんだなぁ。

メインディッシュも味わった。
大人になってから色々味わってきたけど、ここのはやっぱり美味しい。

時間が出来た時に、思い出の味を楽しむのも一興だなと思った。

人生最高の1皿の1つ

そして最後にデザート。
ここのデザートを食べてから、僕はプリン好きになったんだ。
変わらず美味しい。
ただ当時と変わったのは、僕もコーヒーが飲めるようになったこと。

小学生の時はコーヒーの美味しさなんて分からなかった。
でも就活で100社以上落ち続けていた時、一息ついた喫茶店で頼んだコーヒーが苦くて、
それが妙に美味しく感じてから好きになった。
あの時よりは成長しているんだろうなぁ。

ココロの休め方で、ゆっくり休むことはいいことだ。
憧れの未踏の地に赴くのもいいと思う。
それと併せて、良い思い出の地に赴くのもオススメだ。
当時と比較して、同じく幸せに感じることもあるし。
当時より成長したと前向きに振り返ることもできる。
仕事で疲れ切ったときこそ、子供の頃の楽しかった思い出を見て体感することも、オススメだと思う。

コメント

タイトルとURLをコピーしました