楽しいこともストレス?

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から279日目)

リワークデイケアの座学で学んだこと。

ストレスとは、外部からの刺激を受けて
ココロや身体が「どうにかしなければ」と
頑張っている状態のこと。

つまり、緊張状態だ。
その緊張状態は外部からの刺激によって生じる。
そして、その外部からの刺激っていうのは、
嫌な事だけでなく、嬉しいこと・楽しいことも含まれる

外部からの嬉しい出来事・楽しい出来事もストレスになるのだ!
どこかでチラっと聞いたことあった気がするが、
精神疾患が自分事になり、デイケアで改めて真剣に聞くとスゴク驚いた。

そして今日、実際に体感した。
漠然と「なぜ疲れるんだろう」と思っていたことが、言語として明確に理由が分かった。
「なぜ気落ちするんだろう」と自分を責めていたことが、理屈として納得できる。
知識って大切だなって思った。

楽しみだった一日はサウナから

今日は自分へのご褒美デー。
一日外出し、サウナ⇒外食⇒鍼灸⇒外食と過ごす。
自分の楽しみ目白押しで、計画した時からワクワクしていた。

しかし、いざ当日になると、なぜか憂鬱。
鍼灸は予約していたので、「考えるより先に行動」を意識して気合で外出。

多くの人混み、長時間の電車移動、屋内外での気温や空気感の違い。。。
働いているときには当たり前だったことで、疲れ続けている自分が居る。

そうか、気温変化や空気感の違い、人混みって外部刺激だけでも、
それがストレスになっているんだ。

前だったら衰えたと落ち込んでいたと思う。
でも今回は「ストレスだから普通の反応だ」と思えるようになった。

サウナは効果あり

まずはサウナに到着。
店に入ると平日なのに混んでいる。
更衣室では人混みで気分が落ち込んでくる。

カラダを清め、大浴場でカラダを温める。
すると気付けばリラックスしている自分がいる。
カラダが温まりサウナに入り、水風呂で冷やしてから外気浴休憩。
その時間は家に居るよりリラックスしていた。
にやけてる?微笑んでいる?自分にハッとした。
とても幸福感に包まれていた。

そのサウナ施設は黙浴を徹底しているので静か。
サウナは自分との対話。
熱い、寒いという感覚の後、あとは静かにゆっくり休む。
そういった座禅のような自分だけの時間を過ごせるから、サウナは落ち着くのだろう。
やはりストレス対策にサウナが僕には合っているようだ。

楽しい鍼灸もストレス?

そして外食取ってから鍼灸へ。
ちなみに外食も前評判通り、メチャクチャ美味しい。
美味しいけど、店の雰囲気や客、店員の話声などで落ち着かない。
美味しいのに疲れる。
それも普段と違う外部からの刺激による反応の影響なのだろう。

鍼灸師さんには凄くお世話になっている。
僕の話し相手になってくれて、助言もありいつも元気づけられる。

今回もマッサージを受けながらずっとお喋りしていた。
とても考えさせられる。勉強になる。楽しい。
鍼灸の後、外食してから電車で帰路につく。
これだけ楽しくお話ししたのに、なぜか高揚感より疲労感が勝っていた。

あれだけ良くして貰ってお互いにお話し楽しいって言い合ったのにあとから疲労感なんて・・・。
自分を責めて気落ちしそうになる。
でもここでリワークデイケアの話を思い出す。

ストレスとは外部からの刺激に反応すること。
だから嫌な事だけでなく、楽しいことも嬉しいことも、
実はストレスになるんです!

そうか、逆に楽しすぎて高揚感が昂ったからこそ疲れるんだ!
楽しいという外部刺激がとても大きかったから、
その反応として疲れが強く出ているんだ。

疲労感という反応は、相手と過ごした時間が凄く楽しかったという確かな証拠なんだ!
だから決して悪いことなんかじゃない!
むしろ良いことなのかもしれない!

ストレスの新たな知識のおかげで、自分の気持ちの変動も受け止められるようになった。
これでいいんだ。ありのままの自分でいいんだ。
改めてリワークデイケアに通い始めて良かったと思う。
そして今日一日、疲れるくらい充実させてくれた鍼灸師さんにココロから感謝したい。

コメント

タイトルとURLをコピーしました