弱さや恐怖も長所

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から351日目)

デイケアに通っていると思うことがある。
受講者も職員も魅力的な人が多い。
正直、会社よりも素敵な人が多いと言っても過言ではない。

それはなぜだろう。
ひとつはやさしいから。
会社の人たちを思い出すと、チカラは持っているが、平気で人を傷つける人もいる。
デイケアのみんなはそういった面が殆どない。

もうひとつは弱さを自覚しているからだろうか。
皆さんそれぞれがネガティブな感情を自覚している。
恐怖心や劣等感と向き合いながら、それでもココにいる。
だから魅力的なのかもしれない。

そう考えると、弱さや恐怖も長所なのではないだろうか。
よくネガティブが要素で取り扱われやすいが、
そういった面があるからこそ、その人はより魅力的に輝くんだと思う。

弱みや恐怖に鈍感だったら?

弱みや恐怖に鈍感だったらどうだろう。
きっと強く感じるだろう。
でも、そういう人って、弱さや恐怖が分からなくなっているから、
平気で人を傷つける。

購買部長が僕に言った言葉。
「キミを昇格させたのは間違いだった」
そもそもは営業部長と購買課長のコミュニケーション不足も原因なのに。
そもそも購買部長が干渉せず放置したのも原因なのに。
その方は会社でもチカラを持っているように見えた。
そんな優秀な方なのに、なぜ人を傷つけてはいけないという基本がわからないのだろう。
それとも、人を傷つけたいって欲求があったのだろうか?

世間的に優秀と言われ、チカラを持っていても、
人の痛みや弱さを知らないと、平気で人を傷つける。
そして、すべては自分のため。
自分のためだけに行動するようになる。
利己主義の権化だ。

弱さや恐怖、痛みに悩んでいる人。
そんなあなただからこそ、魅力がある。
弱さや恐怖、痛みがあること自体が長所であり、強みなんだと思う。

些細な思いやりを出し合えれば

弱さや恐怖、痛み、悩みがあると、自分のことだけで精一杯になることもある。
いや、そういうことが多い。
でも、そういったモノが欠如していると、利己主義になり、
結局自分のためにしか能力を使わなくなる。

じゃあどうすればいいのだろう。
今の僕の答え。
弱さや恐怖、痛み、悩みがある、やさしい人々に苦手がある一方、
無理せず自然体で頑張れる得意分野もある。
その得意分野で、些細な余力を、相手を思いやるために行使する。

そんな人々の些細な余力を出し合うことで、
集まれば大きなチカラになる。
それが理想の組織なのではないだろうか。
それが真に強く美しい組織なのではないだろうか。

だから、僕には何もできないなんて思いたくない。
本当に自分では些細と思われることでも、
その根っこが思いやりであるならば、
きっと僅かに少しずつ社会を良くして行ける可能性が秘められていると思うから。

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