注意サインをリストにする

休職日記(休職の心得)
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20XX年〇月△日(休職から358日目)

気分:4~5
楽しさ:5
重要度:8

今日もリワークデイケアに通う。
その中で今日は重要なテーマのプログラムがあった。

再発を防ぐこと。
再発を減らすこと。

僕が主治医からリワークデイケアを薦められた理由はコレだ。
当初は3ヶ月休めば復帰できるって考えていたけど、
過酷な職場環境を考えると、再発リスクが高いっていう話に変わった。
だから、再発予防のためにリワークデイケアで学ぶように言われた。

今日の講義では、こんなことを言われた。
「そもそも再発しそうだと気付くことが大切です。」
言われると当たり前に聞こえるが、コレが難しい。

クセなんかが分かりやすい例じゃないだろうか?
第三者からクセを指摘されるけど、自分自身では気付いていない。
指摘された初めて、
「あ、ほんとだ。」と認識する。
ほぼ無意識でやっていることが多いからだ。

だから、まずは自覚することが大切。
自覚するため、気付くために、
自分が再発しそうな「何らかの変化」をリスト化するのが良い。
別の言い方をすれば、自分が調子が悪くなりそうな「サイン」を見える化するのが良い。
それを『注意サイン』というらしい。

今まで不調だった時を思い出す

前兆が全くないまま短期間で起きる再発もあることはある。
でも、ほとんどの再発は数週間くらいの時間を経て徐々に表れるらしい。

そんだけ時間がかかるから、再発しかけると、個人の内面の体験と行動に変化がみられる。
その「何らかの変化」が再発のサインであったと分かる。
こういう変化を注意サインというらしい。
再発を防ぐためには、この注意サインを知り、早めに気付き、
本格的に調子が悪くなる前に対処することが大切。

だけど、調子が悪くなりそうな『サイン』を一覧化するっていうと難しく感じる。
「なりそう」って書くと未来のことに感じるからだ。
でも、そんな未来の可能性について考えなくてもいい。
今までを振り返ればいいのだ。

今まで誰だって調子が悪くなる時はあったはずだ。
その時を思い出そう。
その時、いつもと違う変化はなかっただろうか?

もし分からなかったり、気付けない場合には、
家族や友人など周囲の人に聞いてみるのもいい。
周りの人に協力してもらって、注意サインに気付く存在になってくれる。
サインに気付いたら知らせてほしいと伝えておくのがイイ。

よくある注意サイン

ただそれでも分かりにくいかもしれない。
「例えばどんなの?」って思う人もいるだろう。
なので、よくある注意サインを記したいと思う。

よくある注意サイン
  • 集中できない
  • 整理して考えられない
  • 思考が早くなり自分でもついていけない
  • 何か悪いことが起きそうと怖い。
  • 緊張し神経質になる。
  • 自分の言うことを相手が理解できない
  • 同じ考えが繰り返し頭に浮かぶ
  • 人からの要求に圧し潰されそう
  • 眠れない
  • 食事をとれなくなる
  • 些細なことに腹が立つ
  • ゴミ出しなどしなくなる
  • 物事に対して興味がなくなる
  • 自分の外見に無関心になる
  • 家族や友人と距離を感じる
  • 人が怖い
  • 元気過ぎる
  • 陽気過ぎる

これを参考にしながら、ぜひ自分の『注意サイン』を一覧化して、
目で見て認識し気付けるようにしてほしい。

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