20XX年〇月△日(休職から320日目)
いつもと同じようにリワークデイケアで過ごしていた時のこと。
朝のミーティングで各々報告発表していた時。
休み時間や隙間時間に雑談していた時。
その内容を聞いていて、あることを思った。
僕たち、同じじゃね?
僕たち、似てない?
共通点が多いことに気付く。
精神疾患で休職していることが共通点のリワークデイケアメンバー。
いや、他の共通点が多いから、リワークデイケアに通っているのかもしれない。
そんな人たちが生きやすい社会になればいいなって思う。
ある人の発表

ある人が今週の目標を発表した。
「取り組んだらOKと思う」
目標の1つがそれだった。
ワタシは目標を立てて頑張って実践するのですが、
何も達成感が得られないし、楽しめないんです。
でもそれでいいんです。
やったらOK!楽しめなくても、取り組んだ自分を認めてあげようと思うんです。
現状を受け入れたいと思います。
凄く共感できた。
僕も、休職前後から楽しめなくなった。
前々から目標に掲げていたことを成し遂げたのに、感動も楽しさもなく虚無。
ただただ疲労感と虚しさだけが積もった。
きっと自分を認めたくて、前に進みたくて我武者羅に行動して、
頑張り過ぎちゃったからココロもカラダも疲弊しきっちゃったんだろうなぁ。
それを感じた。
ある人の経緯

作業時間中、雑談しながら取り組んでいた時のこと。
ある人が今日に至るまでの経緯を話してくれた。
その方は会社から表彰されるくらい優秀で期待されていたらしい。
新しいプロジェクトのメンバーに選ばれた。
僕には未経験の未知の世界だった。
プロジェクト内容に関する経験をしたことがある先輩や上司には、
「新人じゃないんだから自力で何とかしろ」と言われ、
誰にも頼れず孤軍奮闘するしかなかった。
結局、その上司に問題があることが発覚しプロジェクトは大きな組織変更。
今では働きやすい環境に変わったらしい。
それはその方が休職されてからの話。
これも共感が強かった。
僕も、営業課長や営業部長のフォローが無く、時には責任が降りかかってきて、
何かすべてを飲み込みながら死力を尽くした。
周りから頼られ相談されることはあったが、当時の僕は誰かに頼ることが難しかった。
自分にコントロールできない外部環境が劣悪なのに、
それも含めて自分が努力しなきゃいけないと思ってしまう。
自力で責任を果たさなければと思ってしまう。
あなたは何も悪くないのに、自分を責めてしまう。
自分に厳しくしてしまう。
僕たちはそんな一面も似ているのかなと思った。
ある人の会話

ある人はこんな話をしてくれた。
休職してから職場の友達と食事したときに言われたらしい。
アナタは真面目なんかじゃない。
クソ真面目なんだよ。
超絶完璧主義らしい。
その方自身は自覚がなかった。
それが当たり前だと思っていたから。
でも、周囲からは共通の見え方だった。
いや、アナタはもの凄く完璧主義よ。
誉め言葉とも思えた。
実際、誉め言葉なんだろう。
でも、今は違う考え方をしているらしい。
もっと手を抜いていこう。
テキトーでいいんだ。
完璧に熟さなきゃと思うから、時間も体力も費やす。
自分に厳しいから辛くなっていく。
取り組んだだけOK。
出来具合じゃなく、やったことを認めてあげる。
これを意識していきたいらしい。
僕らは似ているのかもしれない。
僕らの共通点

みんなと話していて、僕は勝手に共通点を感じた。
- 頑張り過ぎ屋
- 自責感が強い
- 完璧主義
それってきっと、人に優しいからなんだと思う。
ひとにやさしいからこそ、考えて考えて悩み抜て、完成度を高めようとする。
周りに迷惑をかけないように責任感が強くなり、頑張り過ぎてしまう。
そして自己評価が相場より低いのかもしれない。
自分を認めてあげられないから、無理をして頑張り過ぎてしまう。
目標を乱立して行動し過ぎてしまう。
行動することはいいこと。
でも、行動だけじゃなく、自分を労わりなにもせず休むことも大切なんだ。
こんな共通項。
本来なら会社(雇い主)からしたら重宝したい人材なはずだ。
それなのに、僕らは今休職している。
それはなぜか?疲れ切ってボロボロになってしまったからだ。
社会には多種多様な人がいる。
なかにはもの凄くいい加減な人もいる。
自己中心的な人もいる。
利己のために他人を犠牲にすることを厭わない人もいる。
もしかしたら、僕ら共通項の人材は、そういった人たちに都合よく利用され、
使い捨てられているのかもしれない。
結果、そういった人たちが「健常者」と言われ、
僕らは「精神疾患」・「障がい者」と言われる。
もっと生きやすい世の中になればいいのに。
そんなことを思う今日この頃。
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