結論や答えは出せなくていい

休職日記(休職の心得)
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20XX年〇月△日(休職から376日目)

気分:6-7
楽しさ:6
重要:7-8

リワークプログラム卒業まで残り半月くらい。
メンバーでは通所歴最年長になった。
だから僕がみんなを導かなきゃ。
っていう焦りが生まれる。

でも、そう考え続けると辛くなってくる。
だから過剰に「べき思考」に陥らないようにしたい。
どうすればいいか。

今回すこしだけヒントが掴めた気がする。
それは、「結論を出さない」ことだ。
答えは出せなくてもいい。
日常生活の中では、ほとんどは結論出せず曖昧なままでもいいんだ。

社会人になると、サラリーマンや組織人になると、会議や打ち合わせがある。
そういう時には、いかに効率的に結論を出すかが問われている気がする。
だから、結論や答えを出すこと。
白黒ハッキリつけることが当然であり常識のように習慣化してしまうのかもしれない。

これが’’良い加減’’、適当ってことなのかな。
性急に答えを出さず、ただ受け止めればいい。
そんな感覚を掴めた気がする。

気に掛けるところまで

今日もデイケアに行くと、メンバーみんなが元気ないように見えた。
みんな静か。
大丈夫かなって心配になる。
でも、上手く声を掛けられない。
そんな自分に自己嫌悪が芽生え始める。

そんなときに以前職員さんが助言くれたことを思い出す。
「僕にできるのは気に掛けるところまで。」
そう考えたら、それはやっているしいいかって思えた。

すると自然と言葉が続いていった。
どうやらみんな寝不足とかで疲れているらしい。
気負い過ぎないから、自然と行動できる。
気に掛けることだけ出来れば、それでいい。
それでじゅうぶん。

みんなに任せる

グループディスカッションのプログラム。
みんな喋らずシーンと沈黙のときが流れる。
ヤバイ。どうしよう。

そこでも職員の助言。
「僕にできるのは、気に掛けるところまで。」
そうすると、僕の行動は変わっていった。
自分が思う意見や感想を言う。
あとは話を聞くだけ。

その後なんとかうまく回そうとか、つなげようとか考えない。
あとはみんなに任せればいいや。
そうやって手放すことが、逆に良かったりする。

受け止める話し方

気付いたことがある。
僕は、調子良い時は、話し方もゆっくりで、傾聴が中心。
そして結論や答えは、実はあまり言っていない。
否定も肯定もせず、ただ受け止めるだけ。

〇〇と思っているんですね。
○○なんですね。

ただ、相手が言ったことを、「受け止めましたよ~」って伝える感覚。
そうすると、相手は続けて自分の意見や思いを伝えてくれる。
それでいいんだ。

なにも白黒ハッキリつけなくていい。
会議と違って、日常会話は、そのまま漂っているだけでいいのかもしれない。
正解を1つに絞るのではない。
人の数だけ、回答がある。
それでいい。
みんなちがって、みんないい。

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