20XX年〇月△日(休職から103日目)
今日は「長い物には巻かれろ」という諺(ことわざ)を考える機会があった。
この諺の意味は、下記の通りだ。
【長い物には巻かれろ】
勢力・権力のある者には、
逆らわないほうが得である
先に結論を言うと、僕はあまりオススメしない。
短期的に得をするかもしれないが、長い目で見ればリスクが大きすぎるからだ。
もっと別の教訓があれば良いのにと思う。
きっかけは蛇?
週1~2回の習慣である市民プールまで散歩していたところ、
蛇が飛んできた。
路地に入った途端、住宅の塀から顔目掛けて飛んできたのだ!
近くに森なんてないし、こんなところで見るのは初めてだった。
避けられたから良かったけど、普段から注意してなきゃダメだなぁ。
勉強不足で毒蛇なのかどうか分からない。
このまま放っておいてもいいが、もし通りかかった子供や人が嚙まれたら大変だ!
念のため警察に通報して指示を仰ぐことにした。
市民プールからの帰り道。
今度は足元に巨大ミミズが!?
危うく踏みそうになったが何とか回避。
今日はやけに長いモノに脅かされるな(汗)
長い物には巻かれろってことなのか?
先輩Aの教訓
会社のA先輩を思い出した。
過去にA先輩が飲みに誘ってくれた時、こう言っていた。
「サトウサン、
長い物には巻かれなよ?
頑張るだけ無駄だって。」
たしか当時、メンバーへの評価や負担が納得できず、
よく会議で上層部に意見をしていた。
A先輩は心配してくれていたみたいだ。
「長い物には巻かれた方が楽だよ?」
そうか。
A先輩が長い物には巻かれることを推奨するのは、「楽に生きるため」なんだ。
一方で、A先輩について会社メンバーが言っていた。
「A先輩って上司の顔色ばかり伺って、
全然仕事やってくれないよね。
テキトーだったり押し付けたり。
あの人のために頑張りたくない。」
そうか。
「長い物には巻かれる」生き方は、短期的には楽かもしれない。
受け身でいればいいし責任も伴わない。
でも何事もリスクとリターンは表裏一体だと思う。
「長い物には巻かれる」生き方のリスクは信用を失うことだろう。
権力者の言いなりだから、そこに主体性は存在しない。
だから、その仕事に責任が持てなくなる。
その結果、最終的に仕事がいい加減だったりトラブルになったりして、
誰からも信用されなくなる。
実際、A先輩の上司も言っていた。
「あいつは何も考えてないから
仕事を任せにくい。」
それって、5年後、10年後に仕事をしようとしたときに、
誰も付いてこないんじゃないか?(・・;)
今日の気づき
「長い物には巻かれる」生き方は、短期的に見れば楽に生きられるかもしれない。
言われたことだけやればいいから、省エネで仕事ができる。
でも、その分他人事になるから仕事がいい加減で、信用を失いやすい。
その結果、誰からもフォローされなくなっていく。
長期的には苦労することになりリスクが大きいと思う。
では盾突くべきなのだろうか?
責任感があるのは良いことだが、
無理しすぎると心身ともに壊してしまうリスクがあると思う。
ではどうするか?
今日僕は蛇に襲われた時、まずは避けた。
身の安全を確保したのである。
そして暫く注意深く様子を見た。
最後に警察に助けを求めた。
これでいいのではないだろうか?
より良い方向に向かいたい時、受け身ではダメなのだ。
無闇に戦ってもケガをする。
だから、より良い方向に向かいたい時、
「自分の身を守りながら、」
「注意深く観察し、」
「必要に応じて第三者の手を借りる」
これでいいのではないだろうか。
「長い物の手を借りる」が一番しっくりくる気がする。
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