20XX年〇月△日(休職から305日目)
今日は兄弟家族が遊びに来た。
姪甥と兄弟のパートナー。
親族との関わり方に悩む方もいるんじゃないだろうか?
僕の場合、まず兄弟仲が幸いにも良いので、事前に兄弟から話を聞いて状況を知っておく。
兄弟が何に悩んでいるか。
どんなことに不安を感じている課。
それを聞くことができれば、だいたい状況がつかめてくる。
そんな気がする。
そして姪にも甥にもパートナーにも、とにかく話を聞くことに集中する。
いろいろ問題は生じるが、ちゃんと話を聞くことに徹すれば、
次第に解決の糸口が見えてきて、なんとかなる。
そんな気がする。
ただ、相手の話をしっかり聞くことは、自分の体力も精神力も大きく削っていく。
だから、いかに疲労感を溜めず、長時間長持ちさせるか。
そしてどうやって回復させるか。
それが重要だ。
しっかり聞くこと

姪も甥も自己主張が強い。
「あれやりたい」
「公園で遊びたい」
「ねえ見て見て」
姪も甥も両親が共働きで、子供は自分だけではないから、
きっと自己主張しないと両親が自分に愛情を注いでくれる時間を確保できないと、
本能的に学び取っているのだろう。
もしかしたら、姪と甥にとってそれは生存本能なのかもしれない。
だから必死だし、自分に注目してもらうためには喧嘩だって厭わない。
使える手段はどんな手だって使ってやる。
そんなふうに見えてしまう。
だからトラブルは絶えない。
喧嘩はするし、癇癪も起こす。
何かモノを壊したり、暴れたり、泣き叫んだり。
でも、それで何か特別なことをしなくてもいいんだと思った。
大人の世界と同じだ。
ちゃんと話を聞いてあげればいい。
- 相槌を打つ
- 相手が言ったことを繰り返す
- 感想を言う
- 質問する
- 相手をしっかり見る
- 笑顔でいる
- 相手の言ったことを言い換える
これらを辛抱強く実践していき、相手の心情や会話内容の理解に徹すると、
自然と相手にもそれが伝わって、次第に落ち着いてくる。
姪も甥もいろいろと訴えかけてくる。
あれやりたい、これやりたい。
でも、そのこと自体が重要なのではない。
ちゃんと「あなた」を認識してあげる。
それが叶うと、意外と穏やかになってくれる。
兄弟のパートナーにも色々質問を投げかけて、話をしっかり聞くことを意識。
大人だって同じ。
パートナーは最近機嫌が悪かったらしいが、
それはパートナーのなかで愛情が注がれていないと感じているから、だと思う。
だから、相手のことを質問して、相手が話したいことをしっかり聞く。
嬉しかったこと、興味あること、悲しかったこと、頭にきたこと、楽しかったこと。
それらを心行くまで喋らせて、しっかり聞く。
それだけで自然と笑顔になってくれる。
体力気力の保ち方

相手の話をしっかり聞く。
これのデメリットは疲れることだ。
体力も精神力も削られていく。
だから、下記2点が大事。
- いかに長持ちさせるか
- いかに回復させるか
長持ちさせるためには、余計な体力を使わないようにする。
人間、すべてを完璧にこなすなんて無理。
話を聞くことに集中している間は、他のことをやるなんて無理だと思う。
やっていたとしたら、それは恐らく真の意味で話をちゃんと聞いていない。
それは相手によっては見抜かれる。
だから、出来ないことは他の人に頼る。
もしくは諦める。
話を聞くことに集中する。
そういう意味では開き直りだ。
気負い過ぎず、「気が楽だなぁ~」と思うことを意識して、
それを踏まえて話を聞く。
あと、慌てないために「ゆっくり動作する」ことも大事だと思う。
あとは「いかに回復させるか」だ。
そのためにも、「疲れていることに気付く」ことがまず最初に意識すべきこと。
これが実は一番大事だと思う。
そして疲れに気付いたら、活動を調整する。
予定を詰め過ぎず、なにもせずダラダラする時間『空白の時間』を敢えて確保しよう。
そして早く寝る事。
速やかな回復が大事だ。
親族との関わり方は、
ちゃんと話を聞くこと、
速やかに回復すること、
これが大事だなって思う。
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