20XX年〇月△日(休職から415日目)
今日の気分:9/10
焦燥感:絶好調
疲労感:普通
抑うつ感:絶好調
自責感:絶好調
イライラ感:絶好調
今日の充実度(重要度):9/10
今日も終日デイケアに通所した。
なんといっても今日はデイケアも節目の日。
リワークプログラム最終日。
デイケアでは僕の1ヶ月後輩が今日卒業を迎える。
その門出を祝うためにも終日通所した。
デイケアでの過ごし方は、クイズ大会してから、座学を受け、卒業発表を聞く。
座学では毎日の行動記録を付けることの大切さを学び直した。
どういう時に気分が良くなるか、悪くなるか、見える化されるらしい。
最近つけていなかったので反省。
あとは自律神経について。
出来る限りリラックスする行動を取れるようにしたいと思った。
そんな中、今日は多くの人々と交流を重ねられた実感があった。
休憩時間誰かと話し、昼食も一緒に食事、デイケア後は卒業祝いで皆と会食。
それ以外にも今後の予定も話が出てきた。
もちろん、今までだってプログラム中、みんなと一緒に過ごしてきた。
でも、僕の捉え方がいつもと違っていた。
大丈夫、もうひとりじゃない。
休職して今まで積み上げてきたビジネスでの繋がりは断たれた。
もう殆ど誰からも連絡はない。
かつては婚活も頑張ったがご縁はなく、一生独身だろうと寂しさを覚えることも多々あった。
仲間を失うことはたしかにある。
もしくは仲間を失ったと思うことはある。
でも、失って減っていくだけではない。
その分、新たに出会える仲間もきっといる。
大丈夫、もうひとりじゃない。
誰かを誘ったのは久しぶりですよ

いつか必ず”仲間”に会えるでよ!
引用:漫画『ONE PIECE』
海は広いんだで……
いつか必ず!
お前を守ってくれる”仲間”が現れる!この世に生まれて一人ぼっちなんて事は絶対にないんだで!
これは漫画『ONE PIECE』に出てくるサウロというキャラクターの台詞だ。
本当にそう思う。
こころから独りじゃないと思える時は必ずある。
デイケアメンバーの一人が誘ってくれた。
「今度日帰り旅行に行きませんか?」
その詳細を詰めるために一緒に昼食。
お互いの趣味の話で盛り上がる。
今まで自身の趣味の話はマニアック過ぎるので周りが引いてしまうと思い自重してきた。
周りに聞かれても浅めの内容で留め、あえて語ることはしてこなかった。
でも、誘ってくれたメンバーの方はマニアックな話をしても共感してくれる。
趣味の話で自分らしく語りつくせたのは初めてだった。
いやぁ~実は誰かを遊びに誘うなんて数十年ぶりですよ。
楽しみだなぁ~。
そう言ってくれたのが凄く嬉しかった。
僕は今までの人生、自分を犠牲にしてでも相手に尽くすことを理念にしてきた。
だから今までずっと損な役回りが多かったと認知しているし、
酷い時には利用されて捨てられただけだなと認知してしまうことも多かった。
でも、こうやってありのままの僕を受け入れて一緒に喜んでくれる方に出会えた。
今までの僕の生き方もきっと無駄じゃないって少しは思えたんだ。
宴会と次の予定

リワークプログラム修了した方への卒業祝いで宴会。
久しぶりに卒業生の方々とも会えた。
お互いにココロの病と向き合ってきたメンバーなので、
気兼ねなく語り合える。
デイケアに行って良かった。
このメンバーに出会えたから。
休職したり、精神疾患になったりって、
なかなか共感されず孤独を感じるけど、
ココならお互いを尊重し合える。
ここに来て、ありのままの自分で良いんだって思えた。
自分が欠点だと思っていたことも、コンプレックスだったことも、
個性であり強みであり、受け入れて良いんだって思えた。
みんな同じ気持ちだったと思う。
今まである意味自分を偽って相手に合わせてきた認識がある。
特に営業活動なんて相手を立ててなんぼなところがあると思っていて、
自分を殺す場面が僕の中ではあった。
でも、ここではありのままの自分で尊重してくれて、自由気ままに話せる。
それが仲間なのかな。
サトウサン、また来週も飲みましょう!
お店予約済みなんですよ。
次は日帰り旅行も計画しますね。
そんな声かけも貰った。
仕事の繋がりは消えてしまったかもしれない。
でも家族や学生時代の友人、仕事関係以外に、
デイケアという新たな繋がりが得られた。
大丈夫、いつか必ず仲間に会える。
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