休息と目標の兼ね合い

休職日記(休職の心得)
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20XX年〇月△日(休職から300日目)

リワークデイケアに通い始めて2ヶ月目に突入。
少しは慣れてきたけど、まだまだ緊張するし、疲れる。
働いている時には出来ていたけど、休職してから出来なくなったことも自覚する。

例えば、優先順位とスケジュール管理だ。
細々とした、急ぎではないけどいつかやらなければならないこと。
休職してからは毎日24時間休みなので、気ままにマイペースにこなすことができた。
でもリワークデイケアに通い始めてから週3日は時間を拘束されるので、
今までより時間が無いように感じてしまう。

面白いもので、働いている時に比べたら圧倒的に時間的余裕がある。
たぶん当時の自分が見たら、天国だと思うだろう。
でも今の僕にはそれでも雑事に追われている感じがある。
休職してから気付いたことは、振り返ると実際暇だと感じることは殆どない。
何かしらやるべきこと,やりたいことがあり、気付けば一日が終わっている。
あえていうなら、「何もしないことをする」という選択肢を取ることがあるくらいだ。

リワークデイケアに通い始めて少し時間足りないって思っても、
それじゃあ限られた時間で雑事をすべてこなすのが正しいのか?
そうするとココロもカラダも疲れ切ってしまい、健康を崩してしまいかねない。
「オーバーワークによる適応障害」や「軽躁症」の再発リスクがある。

だから、目標を明確にして、今日一日のやることを絞っておくのが重要なんだろう。
そうすれば、残りの時間は堂々と休息に使うことができるから。

目標を絞る

リワークデイケアでは1週間の目標を設定する。
最初書いてみて、みんなで発表し合った時にメンバーや職員から言われた。

頑張り過ぎじゃないですか?
もっと目標の数、少なくていいんじゃないですか?

そういえばココのデイケアの責任者からも、
「サトウサンの場合は、『頑張り過ぎないことを頑張る』が目標じゃないですかね?」
と言われていた。
いまになっても、頑張らずマイペースに過ごすことを目標にするって変な感じだ。

その結果、今週の生活目標は「ゆっくり本を読む時間を確保する」になった。
そして今日。今日はデイケア休みだから、「本を読む」時間を夕方に3時間確保して、
あとは敢えてダラダラとゆっくり休むことにした。

ゆっくり休むから雑事が進む?

起床時間はお昼。
朝に目覚めたが、あえて二度寝して、睡眠時間は10時間くらいとれたかな?
その後ものんびり過ごす。
それでも筋トレや身支度など日課はゴゴイチには終わる。
読書時間は夕方に確保した。
じゃあ残り時間どうしよう?

不思議と自然に溜まっていた雑事をやろうと思えた。
自発的に動けたから、たった一時間で気がかりだったことの殆どが終わる。
ずっと気がかりで憂鬱だったのに。
そして夕方に3時間、予定通り読書をして目標達成。
充実感と達成感があり気分の良い一日だった。

ゆっくりする・休息するというのは僕にとって大切な時間。
だけどやらなければならないことや、やりたいことがあると、
そっちを優先してしまう。
でも雑事が増えすぎると、途方に暮れてしまう。

だから休息する時間・のんびりする時間を優先して作り、
予定に組み込むのもアリなのかもしれない。
だって今日はずっと気がかりだった雑事が、たった一時間で殆ど終わったから。
実は雑事自体の作業時間は短い。
ただ手を付けるまでに時間がかかるだけなのかもしれない。
もしくはダラダラ集中力なくやるから時間が掛かるのかもしれない。
休息を取り、集中力と自発性が芽生えるから、むしろ雑事が進むのかもしれない。

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