20XX年〇月△日(休職から114日目)
アプリで家計簿をつけている。
家計簿を始めて良かったことは、出費の把握だ。
20代のころは気付けば使い過ぎていることもあった。
今では毎月の出費がすぐに分かる。
おかげで休職前は毎年収支プラスで貯金と投資が順調だった。
自分が何に満足を得ているかを意識するようになった。
例えば、食事はそこそこ美味しくて栄養バランスが取れれば満足。
だから、高級食材じゃなくてもセール品で充分。
食費などは浪費でなく消費を意識するようになってかなりコストダウンできたと思う。
そんな中、家計簿アプリの円グラフで僕が理想としているのは、
交際費が1~2番に面積を占めていることだ。
誰か大切な人にために使うお金には満足感がある。
いつも気付かないところでもお世話になっていると思うから、
お付き合いに掛けるお金はケチりたくない。
すると相手からも予期せぬお返しがある。
それは目に見えるモノのときもあれば、目に見えないこともある。
そうすると、凄く幸せな気持ちになる。
お互いハッピー。
だから、交際費の割合が多いのは、僕にとっての理想。
急遽友人とランチ
友人Aからいきなり食事の誘いがあった。
友人Aは忙しいと思うから、隙間時間を何とか作れて誘ってくれたのだろう。
きっと僕を心配してのことだから、大変うれしい。
幸い出掛ける直前だったから先に合流し食事をとることに。
近所の飲食店で最も評価の高いだろう食事をともにした。
ここのカレーはいつか全制覇したいと思っていた。
ただMAX2000円以上かかるので決してお手軽ではない、少なくとも今の僕には。
だから、友人と交流しながら実食することもでき、良い機会になった。
友人とはお互いの近況を話していた。
心配もしてくれたが、友人Aの考えていることも教えてくれた。
友人Aはサラリーマンでもあれば、個人事業主でもあり、
将来は別の収入先も考えているらしい。
そういう自分とは違う視野の話を聞くと学びになる。
そして、決して従業員としてあくせく働くことだけが全てではないということを実感する。
休職したことで人生のレールから外れた感覚があった。
でも、それはある領域の人たちにとっての常識のレールなのかもしれない。
ただその領域がマジョリティなだけで、人に迷惑さえかけなければ、生き方は自由でいい。
生き方は個性的でいいんだと教えて貰った気がする。
両親へのプレゼント
友人と別れ、もともとの予定だった両親へのプレゼント選び。
わざわざ都会まで出向き高級店へ。
両親の好みはリサーチ済み。
実家に帰った時や、日課の電話内での何気ない会話から図り取る。
そして店員に勇気を出して聞いてみて、選び抜いた。
僕にとっては少し高価な買い物。
でも、昔受賞した社長表彰の賞金も残しておいたし、思い切って購入。
ここまで五体満足生きてこられたのは両親のおかげだ。
すでに多くのものを貰っているから、少しでも喜んでくれたらいいな。
誰かのために使うお金だと、後悔が生まれない気がする。
自分のために使ったお金だと、無駄遣いしちゃったと思う時もある。
ギャンブルなどは殆どが後悔な気がする。
誰かのために使ったお金だと、相手が喜んでくれる。
例え喜んでくれなかったとしても、渡すまで「喜んでくれるかな」とワクワク感がある。
高揚感がある。自己満足感がある。
それだけでも、交際費は有意義なお金の使い方だなって思う。
コメント