親友の心優しき言葉

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から248日目)

独りでいる時間も大事だ。
自分自身を見つめ直せるし、じっくり考えられる。
マイペースに過ごせ自由でいられる。

でも、誰かと過ごす時間も素晴らしい。
大切なのは極端でないこと。
毎分毎秒誰かと会ってても疲れるし、永遠に孤独なのも辛い。
自分のペースで独りの時間も誰かと過ごす時間もバランス良くあるのが良い。

ただ、できるなら一緒に居て嬉しい人と過ごしたい。
会った後に嫌な気持ちになったり、何かを失った気持ちになる人とは縁を切りたい。

今日ともに過ごした親友は、自分では気付かなかった温かい言葉を投げかけてくれた。
そういう人たちを大切にしていきたい。

頑張った分のご褒美が遅れただけだよ

親友っていいなって思えるのは、色んな話ができること。
飲みの場で、仕事のこと、将来のこと、性のこと、政治のこと、お金のこと。
いろいろ語り合えた。

お金の話で、親友に言われた。
「サトウサンはでも、なんだかんだ未だ生活に困っていないでしょ?」

その通りだった。
おかげさまで貯金で不自由なく生活できている。
明日の生活に困るってことは一切ない。
恵まれているなと思っている。

そう言うと、親友が強い口調で言ってくれた。

それは違う!
サトウサンの努力の結果だよ。
頑張った分のご褒美が遅れただけだよ。

そうか。
毎月毎月家計簿つけて、コツコツ支出より収入が上回るように生活して。
仕事は死ぬ気で責任を果たしてきた。
カウンセラーには他人を優先し過ぎて自分を後回しにし過ぎと言われた。
その後回しにした分が、今報酬として貰えているって考え方もあるんだなぁ。

行動してきたから決められる

話は性の話に。
彼女が欲しいか、結婚したいか。
親友の一人は将来孤独になりそうで不安と嘆いていた。

「じゃあ彼女作りなよ。」
もう一人の親友が助言。
しかし当人は無理だから独りでどう生きるか考えなきゃと言う。

無理なんかじゃないよ。
友人Bがどうしたいか次第だよ。
俺はもう独りがベストだなって結論づけたけど、
友人Bの理想を目指せば良いと思うよ。

すると先ほど助言した親友が言ってくれた。

そうだよ。
サトウサンみたいに行動してやり切ってから決断しなよ。
まずはやってみなよ。

実は婚活は2~3年やってきた。
恐らく300人前後の女性と出会っている。
しかし残念ながらご縁は無かった。
傷付くことも多かったが、行動した結果、結婚も独身もメリットとリスクがあり、
どちらでも幸せになれるという結論に至った。
これも行動し切ったから、チャレンジし続けたから決断できたんだよな。
嬉しい言葉だった。

話を聞いて、認め合って、語り合う

久しぶりに会って、久しぶりに複数人と会話する機会。
実は最初はコミュニケーション能力が鈍ってしまい戸惑った。
みんなの話すペースについていけず、話そうとしてもタイミングが掴めなかったり、
途中で遮られてしまったりする。

でも、それでもいいんだと思った。
話を遮られるってことは、他の人が話したいことがあるから。
だから、まずはちゃんと話を聞こうと思った。
興味を持とうと思った。
自分がしゃべれなくていい、しゃべれる時にしゃべれればいい。

すると、最初は相手の話を黙って聞き続ける感覚だったが、
次第に言葉短く自然と質問を投げかけていた。
そして気付けば自分のペースで話が出来ていた。
複数人みんなの様子を見ながら話し合うことができていた。

無理に頑張ろうと思わなくていいんだ。
みんなが話したいなら、まずは話を聞こう。
そして理解するまで質問しよう。
そして自分の意見をぶつけるのではなく、理解したら認めよう。
そしたらみんなで気持ちよく、語り合えて、最後は笑顔で「またね」って言えると思うから。

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