主治医が変わって初の診察

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から45日目)

休職して約1か月半。
初診で「3ヶ月の休職推奨」と診断結果なので、折り返しになる。
前回の診察で、下記選択肢を迫られた。

  • 3ヶ月休んで、その間に職場交渉
  • 休職延期して、リワークデイケア通う

2つ目の方が再発防止になるらしい。
ただ6ヶ月ほど延長になるらしく、そんなに休職期間が延びることに不安があった。

いろいろな方に相談し、自分の希望は固まった。
今日主治医に相談しようと思う。
ただ、今までの主治医が転院になったので、
今日から新しい先生になる。

実際お会いして感じた事。
主治医によって、診察や治療方法が全く異なること。
カルテが引き継がれても、実際にはあまり把握できていないこと。

だから、主治医が変わることには慎重になった方が良いことを学んだ。

まさかの10分間

今日から新しい医師に診察してもらう。
前任の先生の意見を聞いたところ、今日診て貰う医師に引き継ぐことを勧められた。
前任の先生は入院患者向けで、新しい病院は雰囲気が暗くオススメしないということだった。

まず待合室から違いを感じる。
今までの先生とフロアが違うのだ。
前任の先生の時はフカフカのソファで少人数っで待っていて、心落ち着く感じ。
今回は受付及び会計の近くで、大広間。

さらに、前任の先生の時は約束の時間より遅れ結構待たされることを覚悟していた。
しかし、今回の先生の部屋はひっきりなしに人が出入りする。
凄くスピード感があった。
待合室の環境と人の出入りで、既にソワソワする。

この先生は一人10分でお願いします。

受付で言われた。
え!?一人10分!?
それじゃあ要点まとめて言わなきゃいけないじゃん。
それで治療なんてできるの?
待ち時間の間、凄く話すことを整理していた。

挨拶で終了

サトウサン、初めまして。
前任の先生から引き継ぐ〇〇です。
今日は初診なので、いろいろ教えて下さい。

名前を呼ばれ部屋に案内される。
約束の時間通り。
時間キッカリ開始は初めて。
するとサバサバとスピーディーに話が進む。
新しい先生も忙しいようで、そつなく熟している印象だ。

先生はカルテを見ながら質問していく。
僕は質問に答えていく。
名前、年齢、家族構成、学歴、休職に至る経緯、過去のトラウマ、etc…。
気付けば既に8分経過していた。

あぁ~・・・。

先生は焦っているようだった。
そして提案された。

サトウサン、明後日時間ありますか?
もう少しちゃんと時間取りたいと思います。
基本は10分なんですが、
まずはサトウサンをちゃんと知ってから治療にあたりたいので。
30分ほど時間を頂きたいのですが、いかがでしょうか。

休職して業務が無くなった今。
時間にはかなりゆとりがあった。
今のうちに「やりたいことリスト」を潰していっているので、
予定はどんどん埋めているが、30分の空き時間は余裕であった。

では続きはその時また話しましょう。
急に主治医が交代になりスミマセン。
また次回よろしくお願いいたします。

そこで強制終了。
結局、僕から相談したいことは一切話せず、次回に持ち越しになった。

前任の先生と違い、今回の先生は患者数が多いようだ。
前任の先生の助言を参考に、近所で通いやすい病院を固定し、主治医を変えたが、
これからどうなるのだろう。

10分しかないから話す内容を事前にまとめておかなきゃ。
あと1ヶ月半で、本当に回復できるのだろうか。
色々不安を感じながら、病院を後にした。

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