友人との宿泊旅行②

休職日記(休職の心得)

20XX年〇月△日(休職から21日目)

休職して友人Dと旅行に行けることになった。
お互い休日が合わず、もう旅行には行けないかもねって言い合っていた。
まさかこんな形で実現できるとは夢にも思わなかった。

休職してから作った「やりたいことリスト」に書いてある旅行先に行くことにした。
まだまだ行きたいところは沢山ある。

今まで忙しすぎて時間がなかった。
いや、たまに出張のついでに独り旅に行くことはあったが、
いつも仕事のことを考えていた。

初めて仕事のことを忘れ、ココロから楽しめるかもしれない。
今この瞬間を噛みしめよう。

神社寺院巡りする理由

今日の目的地1か所目は神社寺院だ。
スケジュール的に余裕があれば、旅先や出張先で出来る限り巡るようにしている。

やっていることは参拝して、御守と御札を買って、たまにおみくじを引くくらいだ。
雰囲気が仕事中と違い厳かだけど穏やかな時間が流れていて、良い気分転換になっている。

参拝自体は数十円くらいだが、御守や御札では数千円くらい購入している。
なぜそんなに信心深いのか?
それは今まで生きてきて、どうしても「運」としか言いようがない要素があると思っているからだ

ありきたりな話で言えば、まず日本という国に生まれただけでも幸運だと思う。
もし紛争地帯で生まれていれば、生きる事だけで精一杯だっただろう。
もしかしたら既に銃や爆弾で死んでいたかもしれない。

そして僕は親には大切に育てられてきたと自負している。
出なければ、大学まで進学できなかっただろうし、物事を考えたり学んだりする余裕は得られなかっただろう。

親や出身地は選べない。運としか言いようがない。
だから、まず神様に感謝を伝えている。

神様。いつもありがとうございます。
過労で倒れ、死にたくなるくらい辛い日々も続きました。
でも、今こうして友人と過ごせています。
休職して誰からも非難されていません。
少なくとも直接は。
そして両親も兄弟も友人も元気に過ごしています。
恵まれていると思います。
これも神様のおかげです。
感謝いたします。

週7日、昼食時間15分、毎日夜11時半まで働き続けシンドイ日々だった。
でも、今この瞬間、幸せに生きている。
それだけで奇跡だと思う。

だから、この奇跡に対し、神様に感謝を伝えたいと日頃から思っている。

そして図々しいとは思うが、これからの幸せを願う。
大切な人々が末永く幸せでありますように。
自分自身も幸せでありますように。

なお、訪れた神社寺院の特長的なご利益は、「悪縁切り」だった(笑)。
この社会人約10年間。
多くの出会いがあった。
自分なりに良縁と悪縁がどういうものか、身をもって知ることも少なくなかった。
この神社寺院に出会え訪問できたのも、きっと神様の思し召しなのだろう。

今回は併せて、今まで歩んできた道のりを神様にご報告し、悪縁は断ち、良縁には幸せが訪れますようにと、お祈りした。

サウナで紡ぐ新体験

次にずっと気になっていたサウナ施設へ。
ここでのサウナ体験は初めてだった。
ひと言でいうなら、「サウナのフルコース」。
施設からサウナのオススメの入り方を教わり、

こんなサウナの入り方があるのか!

と勉強になった。
なので友人と戸惑いながらウロウロオドオドと施設を楽しむ(笑)

ゆったりと過ごしている間に友人Dと話す。
「付き合ってくれたありがとね。」
友人Dが気遣ってくれているのを言わずとも感じるし、
こうして貴重な休みを一緒に過ごしてくれるのが有難かった。

こっちこそありがとうだよ。
サトウサンのおかげで、自分では絶対に経験しなかったことを沢山体験できてるよ。
自分だけだったらあまり外出しないだろうから、
サトウサンにプランを決めて誘って貰えて助かってるよ。

僕は自分の行きたいところに付き合って貰っているという認識だった。
そっか、逆に新しい体験に連れてって貰っているって見方もあるのか。
そう言って貰えると、気が楽になるし嬉しい。

こうやって、これからも友人Dと新しい体験を共有していきたいな。
こう思わせてくれる繋がりが、きっと「良縁」なんだろうな。
友人Dに出会わせてくれたことに、神様感謝。

社会復帰したら、また忙しくなるだろう。
でも、これからは、いやこれからも、10年20年30年それ以上と、
友人Dと交流を深め続けていきたい。
休職のおかげで、仕事以上に大切なもの。
それに身をもって気付くことができたと思う。

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