食べ放題はご褒美にならないかも?

休職日記(休職の心得)
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20XX年〇月△日(休職から298日目)

もうすぐ休職して10ヶ月かぁ、早いものだなって思う。
長らく「何もしないで下さい」と主治医に言われ静養してきたが、
とうとうリワークデイケアに通い始めた。

新しい環境、新しい人々に囲まれて、プログラムをこなしていく。
時間も今までと違い拘束される。
だからこそメンタルケアのためにも、自分へのご褒美が必要だ。

今日は自分へのご褒美として焼肉食べ放題に行く予定。
この日を凄く心待ちに1週間頑張ってきたので、
そういう意味ではご褒美として正解だったと思う。
でも、僕は学んだ。
食べ放題は一時一瞬のご褒美には絶大の効力を発揮するが、
長い目で見るとご褒美にならないかもしれないと。

帰り道がツライ

焼肉食べ放題の約100分間は天国だった。
カルビもロースもハラミも食べ放題。
ご飯と併せて幸せの絶頂だった。

問題が出始めたのは帰り道。
お腹がパンパンに張ってしまい苦しい。
ベルトは緩めたが、それでもお腹の出っ張りは楽にならず、
歩くだけで辛かった。

目的の焼肉食べ放題は徒歩圏内で行ける距離ではなく、
クルマを持たない僕はバスで向かった。
でもお腹が苦しくて店から出られず、歩くスピードも遅かったので、
目の前でバスは通過。
仕方ないから次のバスが来るまで散策して時間を潰す。
しかし、その間も苦しくて、気分としては先ほどまでの絶頂がウソのように、
絶不調となっていた。

3時間のロスト

なんとか次のバスに乗れ、無事帰宅。
体調は快復するどころか、より苦しく感じる。
冷や汗も出るし、呼吸がしにくい。
気分はダダ下がり。
仕方ないからベッドで横になることに。
この時の気分と状態は、まるでもの凄く落ち込み、気力が湧かず身動きできない時と同じだ。

ハッとする。
時計を見ると、すでに深夜帯。
3時間くらい寝ていた気がする。
せっかくのオフ日なのに、食べ放題以外何もできず終わってしまった。。。

少し快復したが、気分は優れない。
それでも慌てて寝る準備をして、駆け込むように再びベッドイン。
のんびり過ごす予定だったはずなのに、忙しなく休んだ感覚がないまま就寝となった。

ほどほどが大事

僕は食べることが大好きだ。
とくにたくさん食べると幸せを感じる。
デカ盛り番組とかやっていると羨ましくなる。
そしてデカ盛り店や食べ放題店で限界まで食べるのが好きだった。

でも、人は年々老化していく。
体力も身体機能も低下していく。
感情と脳だけがそれに気づいていないのかもしれない。

だから、もう若いときみたいに限界まで食べるのはやめた方がいいのかもしれない。
食べ放題も、デカ盛りも好きだからやる。
でも、腹八分で止めておく。
その冷静さ、ストッパーが必要なんだろうなぁ。

今回、食べ過ぎて苦しいって思って、
リワークデイケアの課題である記録表に書いたから、
自認して気付けたのかもしれない。
そうやってまず気付くことが大事なんだなぁ。
そして脳と感情も、現在の体力と身体機能を理解し直す。
そして新しい情報をもとに、今後の行動を判断し直す。
それが大事なんだなって思った。
30代になったら、ほどほどが大事。
無理は禁物。
仕事も趣味も同じだと思った。

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